生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1 (富士見ファンタジア文庫 あ 3-1-1 碧陽学園生徒会議事録 1)
- KADOKAWA(富士見書房) (2008年1月19日発売)
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感想 : 116件
最初は、語彙の貧弱さとか、キャラのあまりのテンプレさ加減とか、内容のなさとかが目に留まって、正直なんで買ったんだろう……ってなりました。
が、読み終わると、まあこれはこれでアリかな、と思うようになりました。
すくなくとも、変に気取って出来ないことをする小説よりかは格段に良い。
暇つぶしにしかならんけど、暇つぶしにもならない本なんて沢山あるし、
むしろそれに特化してる分、優れてるんじゃないかな。そんなことないか。
そうそう、
妙にシリアス展開になるときがあるけど、あれ逆効果のようなきがしてなりません。
とたんにテンポが悪くなってちぐはぐな印象を受けました。
あれがなければ本当に何も無いストーリィになっちゃいそうだけど、あんな薄っぺらいシリアスあってもなくても……。笑
あと、作者=主人公ってのは要らなかったんじゃないかな。
最後の会長のあとがきっていうのをやりたかったからかもしれないけど、ラノベとはいえ流石にあれは都合の良いヒロインすぎる。
蛇足というか、逆に引いてしまった。なんかキモオタの妄想みたいで。
まあこの作品自体そういうもんだし、大体、ラノベってそういうもんだからしょうがないっちゃしょうがないけど。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2010年6月28日
- 読了日 : 2010年6月28日
- 本棚登録日 : 2010年6月28日
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