悩む力

著者 :
  • みすず書房 (2002年4月17日発売)
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本棚登録 : 282
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みすず書房 斉藤道雄 「悩む力」 べてるの家 の人びと


総合失調症患者の共同生活の場であり、仕事の場でもある「べてるの家」の活動記録。病気を折り込みながら 自立的な生活と仕事の日々を送っている


病気を折り込んだ自立支援の例
*不平等の貫徹〜できる人が仕事をし、できない人は仕事をしない
*三度の飯よりミーティング〜議論をしつくすことを目的とする
*自由と安心感が商売につながる〜病気が出れば サボってもいい


この本には書いてないが、治すことができない精神医療の限界と ここまで 寛容的にはなれない一般企業の障害者雇用の難しさを感じた



著者のメッセージ
*病気に悩み、苦しみながら、病気とともに生きることに 生の豊かさがある
*人はパンのために生きているのでなく、人間同士のつながりのために生きている


VEフランクル「人生の意味を考えてはいけない〜この人生から自分は何を問われているかを考えなければならない」










読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年8月8日
読了日 : 2023年8月8日
本棚登録日 : 2023年8月6日

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