全巻読了。
とてもよかった。タイトルは物騒だけど、中高生に読んでほしい。大人でも刺さる言葉がたくさんある。
全編を通して私が受け取った殺せんせーの教えは、「自分の刃をしっかり研いでちゃんと自分の武器にしろ」ということ。そうすれば宇宙にだって行けるんだ。
もともと誰にでも個性があり得意なことがある。それを「こんなの何の役にも立たない」と自分で卑下し刃を研がなくなってしまったら、代替可能なつまらない大人になってしまう。「それが大人になることなんだ」とつまらない言い訳をしながら。
実際そんな大人が大多数だと思うし、私も学生の頃の青臭い生き方を恥ずかしい思い出としながら、現実的な選択ばかりをするようになった。
でも、そんな代替可能な自分をわざわざ創り上げて、これからの時代を生きてはいけないと思う。
「私はこれができます!」と自分の武器を堂々と示せるようになるため、いざ「やってみろ」と言われたときにちゃんとやれる=結果を出せるようになるため、常に自分の刃を研ぎ続けていかなきゃと思った。
殺せんせーありがとう!
また読みたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2017年7月28日
- 読了日 : 2016年3月19日
- 本棚登録日 : 2016年3月19日
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