再生可能エネルギーが一番わかる (しくみ図解)

著者 :
  • 技術評論社 (2013年6月5日発売)
3.27
  • (0)
  • (3)
  • (8)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 7
3

各種再生可能エネルギーの基礎知識、あとは実務的な内容がメインで記載されていた。

収穫は普及が進んでいない各発電の課題点が明確に把握できたこと。(水力、地熱、バイオマス。)

RPS法・・・新エネルギー導入を狙い電気事業者に利用を義務付け。

水力発電・・・投資額大、法規制多で事業化は鬼門。位置エネルギーを利用した発電。

地熱発電・・・マグマ溜りの熱を利用し、フラッシュ発電とバイナリー発電の2種類で発電される。フラッシュは、200ー350度の高温で蒸気タービンをまわす手法、バイナリーは70ー150度の熱水でタービンをまわす。ほとんどはフラッシュ発電。
しかし、適地が山岳の名勝など、国立公園の近くなどにあることが多く、開発が難しいという難点がある。
また、掘削費が高く、結果高コスト電源となる。

バイオマス発電は、燃料の安定供給が課題。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年7月7日
読了日 : 2019年7月5日
本棚登録日 : 2019年7月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする