初コミックスの作家さん。タイトルどおり1つ屋根の下に住む、兄←弟←甥(兄の息子) にそれぞれが片想いしてるお話。
設定だけ読んだ予想は『家族だから伝えられない想いをそれぞれが内に秘め、それでも幸せに暮らしている』切ない展開かと思いきや! 初っぱなっから兄弟で普通に口でキスしてるんですよこの歳の差兄弟…Σ(・∀・) What's!?←思わず英語になるくらい驚いた
しかも甥っ子・和臣が「好きな子をいぢめるタイプ」で、志信(弟)を罵倒したり足蹴にしたり、挙げ句アッサリ強姦したり…。志信がいぢめに耐性があって、レイプも「中学時代みたいないぢめの延長」って捉えてるのもかなりぶっ飛んだけど、ここいらでメイン3人の精神構造に疑念が浮上。
この家族、いろいろ大丈夫ですか?
基本的には和臣×志信で話は進むんだけど、流されるままに何回もセックスしてるし和臣に甘えてイチャイチャしてるのに「自分が好きなのは兄さんだし、家族が大事!」と言い張る志信も。
両親に先立たれたとき自分のエゴで幼い志信を自分に縛り付けた挙げ句、2人がセックスしてる現場を押さえて引き離した後「セックスしたいだけなら俺がしてやる」と志信に手を出そうとした兄も。
なんか気分にムラがあるというか本心がわからないと言うか、フラフラしていてかなりイライラしたって言うのが本音…(#・∀・)
そんな中、強姦で身体から志信を陥落したものの、一番男らしくブレなかったのが和臣かな~と。幼い頃から志信しか見ていなかったエピソードとか沁みるし、心を入れ替えて大人になろうとする姿は潔くかっこ良かった!
いろいろ腑に落ちない感情が自分の中で錯綜し、何度か読み返してるんだけど『好き』と『嫌い』な部分が入り乱れて毎回不思議な気分で読了…。悩んだけど、間をとって★3つにさしました。
デフォ絵も可愛いしエロもしっかり描かれて好みなので、次作も読みたいとは思ってるけど。出来れば芯の通ったキャラ設定でお願いします!!
- 感想投稿日 : 2014年11月24日
- 読了日 : 2014年11月24日
- 本棚登録日 : 2014年11月24日
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