ビートルズ最後にして最大の奇跡とも言えるアルバム。
LET IT BEの不完成具合から、最後の最後にしてこの出来はなんということだろう!!!
A面の名曲づくしは言うまでもなく、B面のたたみかけるようなメドレーは見事としかいいようがない!
COME TOGETHERの「シュッ」ドコドコドコドコドーンでこのアルバムは幕をあけ、
続いてYESTERDAYと並ぶ名曲SOMETHINGがやってくる。
MAXWELLは曲調がポップでありつつ歌詞がシュール(笑
DARLINGは人によって好き嫌いがあるかもしれないが、僕は名曲だと思っている。
OCTOPASはリンゴの曲でこれも好きだ。
豪華な5曲を出し惜しみせず披露したあと、来るI WANT YOUはなんだか良く分からない。最後の演奏が唐突に「いつ切るか分からなくなったように」プツッと切れてしまうが、
その後絶妙のタイミングで流れるHERE COMES THE SUNはジョージのなかで一番の名曲に違いない。
そして、BECAUSE・・・「空が青いから、僕は泣きたくなる」このコーラスで語られるフレーズにこの曲の深さを感じる。
いよいよB面。
YOU NEVER GIVE ME YOUR MONEYではじまり、BATHROOMまで、までポップな曲でたたみかける。
そして、いよいよ最後、GOLDEN SLUMBERS!!は古典的な子守唄になってもおかしくない優しい曲
CARRY THAT WEIGHTでいよいよ大詰め、
そしてTHE ENDでビートルズ7年の活動はそれこど「ジ・エンド」となるのだ。
HER MAJESTYはおまけのようなものかな?
カラオケで驚かせるために歌います(笑
ジャケットでは、それまで同じ道を歩いていたバンドがこれから別々の道を行く、これが最後に歩く同じ道だというようなものに感じる。
4人の服装だって、目線だってバラバラじゃないか。
でも、この統一感と美しさは何だろう!?
永遠の余韻に浸り続けられるアルバム。
- 感想投稿日 : 2013年4月28日
- 本棚登録日 : 2013年4月28日
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