悪魔な妃の危険な婚姻 (小学館ルルル文庫 み 4-16)

著者 :
  • 小学館 (2015年10月23日発売)
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本棚登録 : 46
感想 : 8
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怪力なのに最弱なヒロイン(笑)でも、とても優しい女の子。

悪魔の呪いを受け、生まれた時から怪力を持つ王女ユーリア。その力で初恋の相手の肋骨を粉砕してしまい、それ以来、人と関わることを極端に恐れ引きこもり生活を送っていた。ところがそんなユーリアに隣国の王ジオンとの政略結婚が決まる。しかもジオンは大の女嫌いでユーリアと馴れ合うつもりはないと拒絶宣言。自分の怪力を隠したいユーリアにとってそれは好都合だったのだが、ジオンと共に過ごす時間が増えるうちに彼に触れて欲しいと思うようになり・・・。

純粋というか知らないだけというか、人とまったく関わらず育ったユーリアは良くも悪くも物知らず(笑)けれどそんな純粋なユーリアの素直さにジオンも癒されたのでしょう。ユーリアと悪魔とのラストにホロッときた。侍女の正体は薄々気づくよね。結賀さんのイラストも合ってたと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ルルル文庫
感想投稿日 : 2015年11月7日
読了日 : -
本棚登録日 : 2015年10月19日

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