未来を変えるために、更に先の未来を変える?ため、更に更に未来の自分から依頼を受けたというアリアドネ邦子の導きで未来へタイムトラベル。というのが前半だが、ある意味その部分は前座。本編は後半の邦子編。前半だけでも(ありがちではあるが)面白かったが、後半はもっと面白かった。邦子が魅力的すぎて。
改変がどうとか、辻褄がどうとかいう話ではないので軽く読める。最後も綺麗にまとまっているが、ちょっとした毒もあって面白い。アニメ監督だけあって、カエルの雨やら、未来の埋め立て地、埋め立て地での言葉の奔流、コミカルで少し切ないダンスなど、想像するだけでいい気分になる場面も多かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ファンタジー
- 感想投稿日 : 2017年11月4日
- 読了日 : 2017年11月4日
- 本棚登録日 : 2017年11月4日
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