毎週欠かさず観ている100分de名著ですが、第1回を観てテキストを即購入しました。
恥ずかしながら、このシャープの書籍を放送まで存じ上げておらず、非暴力で独裁政権を打倒する指南書が存在することに驚きました。
内容も納得いくものでした。やはり暴力対暴力は何も生まないし、武器や戦争を行使しなくとも、この世界で生きていけることを改めて思い知りました。
私の憧れ?(自然豊かで)の国コスタリカは、兵力すら持っていないことを恥ずかしながら初めて知り、やはり外交を上手く行っていけば、軍備力増強なんてしなくても良いのだと、知ってはいたものの、より身をもって痛感しました。
また、非暴力の民主主義的抵抗手段の一つに、座り込みやハンストがありました。
今日本国内でも入管のハンストや、沖縄の辺野古ゲート前シットインが行われており、これらを思い出しました。
彼らの行動は間違っていないし、れっきとした民主的抵抗手段なのだと、彼らのやっていることは決して無駄ではないのだと、救われた気持ちになりました。(ちょうど数ヶ月前に辺野古に行ってきたので…)
テキスト止まりではなく、しっかりと本著を読み、多くの人に読んでほしい本だと思いました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年2月4日
- 読了日 : 2023年2月4日
- 本棚登録日 : 2023年2月4日
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