子どもの頃から漫画に親しんできた。
子供会の廃品回収では古物商さんが回収に来るまで
集積所の漫画をダンボールに囲まれてひたすら読んだ。
親戚の家に行ってもその家に漫画があったら
縁側で読んでいた。
過去最高の名作だと認める作品は
望月峯太郎『バタアシ金魚』と松本大洋『sunny』。
そして現在一番好きなのは
この『ふらいんぐういっち』。
たまらなく好き。
第1巻は妹の千夏と幼馴染のなおが
真琴の魔女に唖然とするシーンが秀逸。
それと抜け感のあるセリフ。
千夏の「お兄ちゃんの女…?」
圭の「オレもドーナッツ食べたい‼」
なおの「なのじゃなくてなお」。
運び屋さんの千夏の対応は
一生忘れないと思う。
そうそう運び屋さんが来る前。
方向音痴の真琴が一人で帰宅した喜びを
日記に書こうとして、部屋を間違える
シーンも秀逸だった。
唯一無二の世界観。人生の宝だ。
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- 感想投稿日 : 2021年8月25日
- 本棚登録日 : 2021年8月25日
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