こゆきうさぎ148さんの感想・レビュー

きょうがはじまる

著者 : ジュリー・モースタッド 石津ちひろ

• ビーエル出版 (2018年8月21日発売)

ちょつと大判な絵本。
タイトルより先に、まず最初の一文が飛び込んできます。

朝起きてから着たい服を選び、したいことを選んでいくお話です。
読みながら自分のやりたいこと、身につけたい物を読み手も選ぶことになり、それがワクワク感へつながります。
生きることは自分の進みたい道を選ぶこと、そんなメッセージを感じました。

途中、「花」と「半ズボン」だけ漢字がでてきており、ふりがながありません。
読み手は漢字が読める人の想定なのでしょうか。
その漢字にさえルビがあれば、こどもの好きなときにひとりでも読めるのにな、と残念です。


その漢字をのぞけば、あとはひらがなとカタカナです。慣れれば年長以上はひとりでも読めますが、はじめは親子で読むとこどもの「選ぶ楽しさ」がより高まって、おもしろく読めると思います。

感想投稿日 : 2019年8月20日

読了日 : 2019年8月20日

本棚登録日 : 2019年8月20日