テイルズ オブ ジ アビス〈1〉聖なる焔と七ノ歌 (集英社スーパーダッシュ文庫)

著者 :
  • 集英社 (2006年2月24日発売)
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本棚登録 : 270
感想 : 23
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アビスはゲームのほうを4周ほどやり、今まで私がやったゲームの中でも一番時間を費やした愛すべきゲームです。
それのノベライズ化と聞いて、一気に全巻を買い占めました。

ですが元々ゲームの内容が内容なのか小説での表現は難しいのか、もし小説だけを読んだ場合、
物語の意味を理解するのは難しいのではないか、と思いました。

元々ゲーム中に出てくる専門用語も、小説だったらもっとわかりやすく表現されているかと
期待しましたが、文の乱雑さに読むのも面倒に思えてくるほどになりました。

公式の小説でこれでいいのかと思うぐらいの出来なので、かなり残念です。
それも後半の巻になればなるほど文が雑で、大変勿体ないです。

ファンなら、ちょっとした事でもいいので小説だけのオリジナルストーリーなどを期待するものですが、
ただ本編のゲームの台詞の書き写しを見ているような気分になりました。

複雑なあの本編を小説に纏めることは難しいことだと思いますが、小説からアビスの世界に入った人の事を考えてもっと丁寧に書いて欲しかったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2008年8月27日
読了日 : 2008年8月27日
本棚登録日 : 2008年8月27日

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