平将門と天慶の乱 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社 (2019年4月10日発売)
3.25
  • (2)
  • (5)
  • (14)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 149
感想 : 16
3

一族同士の争いから関東八州の国司を手中に加え、新皇として即位した後、追討された平将門についての研究。
正しく振る舞っていたにも関わらず、情勢による朝廷の不安感(藤原純友の乱、中国では唐王朝が朱全忠により倒され、朝鮮でも新羅が高麗に滅ぼされるという王朝交代の時期)と讒言により追われる立場となり、最終的に滅ぼされる悲しさを感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年2月20日
読了日 : 2023年2月20日
本棚登録日 : 2023年2月20日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする