生きていれば自分の意に沿わぬ事も受け入れなければならない。夫婦の間の価値観の相違も古今東西どこでもあるものだ。
この家でも渡り鳥のように移動しながら暮らして行きたいとうさんと、教育環境の整った町で暮らしたいかあさん、二人の妥協点を探りながらの暮らしぶりが伺える。
メアリーが失明したことにより、ローラはかあさんの望む教師への道を、気が進まないながらも決意する。人は何もかも自由にはならない。一人では生きていけない。当たり前にような事を押し付けがましくなく、説得力を持って知らされた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
児童書
- 感想投稿日 : 2020年9月13日
- 読了日 : 2020年9月13日
- 本棚登録日 : 2020年9月13日
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