ゲーム理論・入門--人間社会の理解のために (有斐閣アルマ)

著者 :
  • 有斐閣 (2008年8月23日発売)
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ゲーム理論とは、社会や経済における複数の主体の相互依存する行動や意思決定を研究し、さらに、人間の行動をとおして、社会の成り立ちやあり様を研究する学問である(はしがき引用)。
この本では、フォンノイマン、モルゲンシュテルンが創り、ナッシュがナッシュ均衡という理論で発展させたゲーム理論を、とくにナッシュ均衡の視点から解説している。

ゲーム理論における人間のモデルは
1、合理的な人間、、人間はある明確な目標をもっていて、それを可能な限り実現しようとするという意味で目標志向的である。
2、理性的な人間は、、人間は、「もし自分が相手の立場だったら、こうするだろうな」と思いを巡らし、相手の立場にたってものごとを考えることのできる想像力と洞察力をもつ。

の二つを考慮しているらしく、まだ進化しているらしい。上記二つは数式で表せるのだろうか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2010年10月24日
読了日 : 2010年10月24日
本棚登録日 : 2010年10月16日

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