「無償の功名主義こそ新聞記者という職業人の理想」という言葉に、目から鱗が、、、嗚呼、と。小説家ではなく、新聞記者としての司馬遼太郎を紹介した本作は、司馬の記者と新聞のあり方を切々と訴えかけてくる。作者が「産経新聞社」になっているのがちょっと残念。論説委員の二人が書かれたようで。よく言われる記者の心構えは、実はあまり心に響かないけど、司馬の物語と一緒に語られる言葉は身にしみてくる。
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- 感想投稿日 : 2013年6月10日
- 読了日 : 2013年6月10日
- 本棚登録日 : 2013年6月10日
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