室町時代の忍び(乱破)の話。比叡山の蔵から宝物が盗まれた。比叡山を守る八瀬童子のすがる達と助っ人として雇われた伊賀忍者が宝と下手人を探しに京都に出る。宝の中に含まれる阿修羅草子は、見る物に力を与えるが、最終的に滅びに導くもの。力を欲する山名、細川などの大名が宝を巡って争い、それぞれの大名が抱える忍び集団と争うことになる。これまで読んだ忍者ものは戦国時代だったので、ちょっと政治情勢等も違って面白かった。
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- 感想投稿日 : 2022年1月9日
- 読了日 : 2022年1月9日
- 本棚登録日 : 2022年1月9日
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