佳苗はよくお隣の紗枝子さんちに窓を伝って遊びに行く。お母さんくらいの年齢の紗枝子さんは勉強をみてくれるし佳苗と友達の夜遊びにも付き合ってくれる。
ある日、先生に呼び出された佳苗。小学校からの同級生が自殺未遂し入院しており、佳苗にお見舞いにきて欲しいというのだ。名前を聞いても顔も思い出せないような同級生がなぜ自分を?紗枝子さんに話してみたら、それはお母さんには黙ってて、二人だけの秘密にしようって。
草野たきさんは小学校高学年から中学生くらいの微妙な年齢の子達の微妙な心境を描くのがほんとうまいなと思いました。が、それ故に大人の私はなかなか感情移入ができず、煮え切らなさに苛立ちを覚えてしまいます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
YA
- 感想投稿日 : 2012年12月2日
- 読了日 : 2012年12月2日
- 本棚登録日 : 2012年12月2日
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