子育てをしていると、いい親でありたいと誰しもが思うことでしょう。その為にこうしなければいけない、あれはしてはいけないなどがんじがらめになり過ぎてませんか?そしてそれらに縛られて、楽しいはずの子育てが辛いものになっていませんか?大丈夫、肩の力を抜いていいんです。
「しなくていい」ことこんなにあったというフレーズに惹かれまくって読みたくなった本です。
元々ああしなきゃこうしなきゃを私自身はあまり考えずに子育てをしていたつもりですが、それでもやっぱり子供が成長してくると「しなければならない」に縛られてたんだな〜と感じることができました。
ゆるい子育てをしているので、割と共感できるというか、今までのやり方や考え方でまあいいんだなって思える部分も沢山ありました。
例えばうちは夫と私の子育てに関する考え方のすり合わせをあまりしていなくて、子供にとっては一貫してなくて混乱するかもなと思いながら放置してたんですが、まあそれもまたいいのかという気持ちになりました。
しつけに関して気を付けないといけないな、と思った部分もありとてもためになりました。
ただこの本自体新しいし、著者は同年代でもあるので鵜呑みにし過ぎてもいけないなとも思いました。なんというか、この育て方で実を結べたと感じることができるのはもっともっと先じゃないかなという疑問が生まれてしまいまして。まだ一部分でのみもって成功と言ってしまうのはやや危険じゃないですか?と思ってしまいました。
それがまた子育てや子育てに関する書籍の難しいところなんでしょうが。
こういう考え方もありますよ程度で留めておかないといけないなとは思いました。
- 感想投稿日 : 2017年8月4日
- 読了日 : 2017年8月4日
- 本棚登録日 : 2017年8月4日
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