運命の転機は三十歳でした。 (クロスノベルス)

著者 :
  • 笠倉出版社 (2017年1月10日発売)
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本棚登録 : 81
感想 : 8
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研究者の東元×大手メガバンク勤務の透。大学時代からの友人同士。
友人たちのわいわいと気の置けない会話が楽しかったです。歳を重ねるほどにこういうのはいいなと思いますね。
透は最初は本当に口が悪くて遠慮ないんですけど、だんだん乙女〜な感じになっていって大変可愛らしい。東元はなかなかの執着と強かさです。分かりやすく囲い込みに掛かってるのに透は気づかないんですね。でそれとか自分の気持ちとか、思い詰めて暴走しちゃう。ラストのやりとりがよいなぁ。
短編もよかったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: や行
感想投稿日 : 2017年1月16日
読了日 : 2017年1月16日
本棚登録日 : 2017年1月16日

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