科学と証拠―統計の哲学 入門―

  • 名古屋大学出版会 (2012年10月20日発売)
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わかったこともあるが、内容が読み解けていないので、もう一度自力をつけて読み直さないとわからない。

ベイズ主義、頻度主義、尤度主義について、

(1) 現在の証拠から何がわかるか
(2) 何を信じるべきか
(3) 何をするべきか

について、述べている

## 書名:科学と証拠 --- 統計の哲学 入門

* 著者: エリオット・ソーバー
* 訳者: 松王政浩(Masahiro Matsuo)
* 出版社: 名古屋大学出版社
* 時期: 2020-02-02

目次

日本語版序文
はじめに

§1 ロイヤルの3つの問い
§2 ベイズ主義の基本
 ベイズの定義
 更新の規則
 事後確率、尤度、そして事前確率
 確証
 信頼性
 予想と期待値
 帰納
 楽園の苦難
 哲学的なベイズ主義、ベイズ統計、論理
§3 尤度主義
 謙虚さの強み
 尤度主義への3つの反論
 尤度の法則を制限する必要性
 ばかげた仮説がきわめてもっともらしくなることがあるか
 尤度主義と条件付き確率の定義
 全証拠の原則
 尤度主義の限界
§4 頻度主義 I --- 有意検定と確率論的モーダス・トレンス
§5 頻度主義 II --- ネイマン-ピアソンの仮説検定
§6 テストケース --- 停止規則
§7 頻度主義 III --- モデル選択理論
 街灯の下で鍵を探す
 科学のモデル構築:広く見られる2つの方法
 赤池の体系、理論、基準
 同定可能性
 AICは統計学的一致性をもたないか
 ベイズ主義のモデル選択
 下位グループの問題
AICの適用範囲
 実在論と道具主義
 パラメータとは何か
 AICは頻度主義か
§8 第2のテストケース --- 偶然の一致についての推論
§9 結語

訳注
参考文献

訳者解説
 本書が抄訳である理由
 第8節について
 本書のアウトライン
 議論についての補足
 おわりに

索引

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 401 科学理論.科学哲学
感想投稿日 : 2020年2月15日
読了日 : 2020年2月15日
本棚登録日 : 2020年1月22日

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