納棺の所作が、尊く美しくて、目が釘付けに。
特に仕上げのお化粧は、あたたかく、崇高な儀式のようで、じわりと鳥肌がたちました。
「生と死」という人として逃れられぬ必然のテーマについて、安穏と過ごす日常のなかで、ふと立ち止まり考えるきっかけになる映画。
と同時に、自分の生きていく上での仕事のこと、夫と妻の関係について色々思い巡らせてしまいました。
(あんな奥さん可愛すぎて現実感なくて反則。セロ弾きのもっくんも素敵すぎるぞ!激しく憧れる。もんもん。)
白子をむしゃむしゃ食べながら「旨いんだよなぁ。困ったことに」という社長の台詞が、噛めば噛むほど深い気がして印象に残っています。
人に堂々とお薦めできる良作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
邦画
- 感想投稿日 : 2012年4月22日
- 読了日 : 2012年4月22日
- 本棚登録日 : 2012年4月22日
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コメント 1件
猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/05/02