私はモーツァルト狂だから、このDVDが非常に楽しめます。他の人はどうだろう。
この映画が「天才モーツァルトのイメージ像を覆す」と言われるのはよくあることですが、私にとっては、普段は天真爛漫な、俗っぽいモーツァルトが、曲だけは、曲を書いているときだけは神の領域にいるような気がして、余計に「天才モーツァルト」を感じました。
またこの映画では「凡人」として描かれているサリエリの視点から観たモーツァルトというのもひじょうに興味深いです。
そして何度も観て思ったのですが、何だ、サリエリも何ら「凡人」じゃないじゃないか、ということ。彼も、結局はモーツァルトに信頼されるような音楽家であったんだなということです。
音楽に関することに限らず、この映画を観て思ったことは本当に多々あるので、観て損はないかと思われます。
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カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2007年8月18日
- 本棚登録日 : 2007年8月18日
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