無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい (角川書店単行本)

著者 :
  • KADOKAWA (2013年9月10日発売)
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本棚登録 : 313
感想 : 36
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無印良品のV字回復を、仕組み作りで行った、という話。

徹底したマニュアル作りと、それをいかに血が通ったものにするか、という点に力点が置かれているのですが、それと共に、以下の点に激しく同意。

業界の最前線を走り続ける企業に共通していることは、非常にシンプルです。「挨拶をきちんとする」「ゴミを見つけたら拾う」「仕事の締め切りを守る」といった、小学校で教わるような、人としての「基本のき」が社員に浸透しているかどうか。これが、強い企業に見られる共通点です。
人としての基本が組織の風土・社風をつくり、これが最後の砦になって、組織を守っていけるのです。

いくら組織の仕組みや体制を変えても、結局リーダーの器以上には成長していかないものです。
それならば、リーダーは、チームメンバーが異文化に触れられる環境を積極的につくりあげることが、責務なのではないでしょうか。

行動を変える事で意識を変える。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: キンドル
感想投稿日 : 2021年8月19日
読了日 : 2021年8月19日
本棚登録日 : 2021年8月19日

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