文士の食卓 (中公文庫)

著者 :
制作 : 浦西和彦 
  • 中央公論新社 (2018年3月23日発売)
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本棚登録 : 59
感想 : 10
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夏目漱石や谷崎潤一郎、太宰治のそれぞれ近しい人が、文豪たちの食の好みなどを書いたエッセイを集めた本。胃が弱いために食事を制限されるために食欲が満たされず、いつも食べ物の事ばかり考えていた漱石や食べることが大好きだった谷崎潤一郎など、とても興味深かった。テーマから外れるけど、この本を読んで思ったのは漱石や子規の死因が今の時代には考えられないということ。漱石が今の時代に生きていたら胃弱に悩んでいても死因にはならなかっただろうし、好きな食べ物ももう少し食べられただろう。ほんの100年くらい前のことなのにね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2018年4月14日
読了日 : 2018年4月14日
本棚登録日 : 2018年4月14日

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