12モンキーズ (ハヤカワ文庫 SF ハ 11-2)

  • 早川書房 (1996年5月1日発売)
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本棚登録 : 85
感想 : 8
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 映画もパッとしなかったけど、ノベライズもやっぱりつまんないな……(´ェ`)ン-…
 テリー・ギリアム監督が退屈になりだしたころの作品ではあったけど……(´ェ`)ン-…

 基本設定は面白そうなんだけどね、広瀬正っぽいタイムトラベルもので( ´ ▽ ` )ノ
 ストーリーに山らしい山も見どころらしい見どころもないから、ほんと退屈……(´ェ`)ン-…
 要するに、「12モンキーズ」というタイトルが強烈すぎるんだ(>_<)
 いわくありげで、ブラピが絡んでて、こいつらが真犯人という話のほうがよっぽど面白くなったと思う(>_<)
 どんでん返しというか大山鳴動というか、オチがあれじゃねえ……結局尻すぼみで終わった感(´ェ`)ン-…
「12モンキーズ」という要素がなくっても話が成立しちゃうところが最大の欠点(>_<)
 地味な展開もバッドエンドも、べつに悪いとは思わないけど、本作に関してはあまりいい効果を発揮していない。退屈さを増大させただけ(>_<)
 マデリーン・ストウ(当時はすごくきれいだった( ´ ▽ ` )ノ。「不法侵入」なんか、ほんとよかった)の心変わりの過程にも、イマイチ説得力なし(>_<)。
 おなじ時間もののギリアム映画でも「バンデッドQ(すごい邦題)」は面白かったんだけどなあ(´ェ`)ン-…

 時間の流れを行ったり来たり、といったらカート・ボネガットの「スローターハウス5」も思い出すね( ´ ▽ ` )ノ
 そういえば、あれも映画版があるしハヤカワ文庫の青背だし数字がらみのタイトルだし、ほんとよく似てる( ´ ▽ ` )ノ
 あっちのほうが、映画も原作もずっと面白かったけどね( ´ ▽ ` )ノ

 本作、その後テレビドラマにもなったんだよね( ´ ▽ ` )ノ
 聞いた話ではブラピ役は女だとか( ´ ▽ ` )ノ

 大元帥の翻訳だったんでビックリしたけど、読んでみたら野田節は完全に封印していてホッとした( ´ ▽ ` )ノ
 ブルース・ウイリスがべらんめえで話しだすんじゃないか?、と懸念してた( ´ ▽ ` )ノ
 ラストのほう、なんか文章がゴタついてて分かりづらいとこはあったけど、全体に落ち着いてて優等生タイプの訳文だった( ´ ▽ ` )ノ

2017/08/14


 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年8月14日
読了日 : 2017年8月14日
本棚登録日 : 2017年8月14日

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