タダ読み( ´ ▽ ` )ノ
とある事情から沖縄南端の離島・波照那島に転校してきた狩野千晴(小5♂)が、島の野生児・竜胆(♂)らと共に島の秘密を探っていく、という話。
とにかくもう、絵の美しさ上手さに感嘆(゚д゚)!
アニメ風で、すべての描線がまるで生き物のよう(゚д゚)!
現在活躍中のマンガ家の中でもトップクラスの技量の持ち主だと思う( ´ ▽ ` )ノ
それだけに、お話のほうがちと残念......(´ε`;)ウーン…
出来が悪いっていうんじゃなく、むしろしっかり作り込まれている方だとは思うんだけど、あまりにも地味でイマイチ面白くない......(´ε`;)ウーン…
なんというか、文科省推薦の子ども映画(夏休みの午後にNHKで放送してそうなやつ)みたいな?
「沖縄文化発祥の地ははたしてどこなんだろうか!?」とか「ひょっとしたら沖縄にも翼竜がいたのかも!?」って言われても、正直ピンとこないしなあ......(´ε`;)ウーン…
沖縄についてそこまで深い興味をもってる人って、よくよくの民俗学マニアか地元民くらいなんじゃあるまいか?(個人的感想)......(´ε`;)ウーン…
興味のない人を作品世界に引き込んでいく熱気というか吸引力に今ひとつも今ふたつも欠けている感(なんか全体に淡々と進行していくからだろうか? トムソーヤと銘打ってるわりにやたら老成した作風・語り口なんだよなあ。「ふむふむ」「なるほど」とは思っても、「わくわく」も「はらはら」も感じない)(>_<)
南国版「ゴールデンカムイ」もしくは子ども版「宗像教授」みたいに、やりようによっちゃ面白い作品に仕上げることが出来たかもしれないんだけど、本作はやっぱイマイチ(個人的感想)(>_<)
各種沖縄文化の紹介も今まであっちこっちで見てきたことの繰り返しに過ぎず、新しい発見は特になかった(>_<)
キャラ造形すべて、主役から脇役まで一人残らずテンプレなのも残念(>_<)
まあ、好きな人は好きなんだろうし、この素晴らしい絵だけでも特別な価値のある作品だとは思う。
けど、やっぱ退屈(個人的感想)(>_<)
たった3巻しかないけど、続きはもういいや......(´ε`;)ウーン…
2021/10/19
#2446
- 感想投稿日 : 2021年10月20日
- 読了日 : 2021年10月20日
- 本棚登録日 : 2021年10月11日
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