今号の特集は、以下の3つ。
# はじめてのペアプロ/モブプロ
ペアプロ、モブプロのやり方やコツが紹介されている。
* いきなりコードに入らず、最初に二人でTODOリストを作った方が良い。
* 喋りながら(考えていることを共有しながら)開発を進めると上手くいく。
* 結果だけではなく、制作過程の共有が大きな学びになる。
など、様々な知見を得ることができる。
自分は昔に一度だけペアプロをしたことがあるが、どうにも足を引っ張っただけで、正直良いイメージは無かった。
だがこれらの知見を知った上でやれば、上手くいきそうな気がする。
とても良い経験になりそうなので、機会を作ってまたやってみたい。
# サービス改善ノウハウ大公開
様々なアプリで、実際に改善やリニューアルを行った際の体験談が書かれている。
中でも良かったのは、「なぜリニューアルするのか」という話。
どんなに良いデザインでも時間が経つと古くなり、やがてUIのトレンドから外れてしまう。
そうすると、「他のアプリでは出来て当たり前の操作」ができないという状態になる。
それはユーザーに余計なストレスを与えてしまうため避けなければならない、ということだ。
これは大事な考え方だと思う。
UIに限らず、常に他のアプリを知り、最新に追随する姿勢を持たなければならない。
# React Native 実戦投入
React.jsを元にネイティブアプリ開発が行えるようになった「React Native」の紹介。
さわりだけ実際に作ってみたが、とても良い感触だった。
自分はWeb畑の人間なので、Unity等よりもこっちの方が作りたいものを早く作れそうだ。
とても良いものを教えてもらった。今度これでアプリを1本作ってみたい。
また特集以外では、「継続は力なり」のコーナーで触れている「マネージャーマネジメント」の考え方が興味深かった。
つまり良い職場環境が欲しいならば、こちらからマネージャーをコントロールしていこう、という話である。
中でも、理想の状態を「成果は出すからほっといてほしい」としているのが面白かった。
なんともエンジニアらしい考え方だが、確かに事実ではある。
真のプロフェッショナルならば、裁量を大きく与えたほうが上手くいくはずだ。
このことは、マネージャー側にもぜひ理解してもらいたい。
やたらと手間のかかる付き合い方を強要するマネージャーもいるが、時間をかけることが良いマネジメントではないはずだ。
- 感想投稿日 : 2018年4月30日
- 読了日 : 2018年4月30日
- 本棚登録日 : 2018年4月30日
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