この4巻目で完結です。
「夏休みふたたび 前後編」「最後の道」「南の島」「エピローグ」という構成です。
浅羽と伊里野の逃避行、その中で出会った男との奇妙な共同生活と裏切り。逃げる事に疲れた浅羽が伊里野に対して言ってはいけない一言を言ってしまった事により伊里野は…。
守るべき者が居なかった伊里野に、守るべき人が出来た…。それが浅羽。しかし、伊里野には普通の少女としての生活は許されない。オトナ、軍、国家のエゴ…。
守るべき者を守るためだけに伊里野はゆく…この小説の結末はコレで良いと、良かったと思います。もうちょっと違う結末が読みたかったと思う気持ちもあるのですが、あの結末でよかったんじゃないか…。自分に言い聞かせてます。
兎に角、何とも言えない余韻を残してくれた小説であった事は間違いないのだから!
榎本…良いキャラでした。つーか、この小説に登場した全てのキャラみんな印象的なキャラばかりでした。
全4巻を読み終わって思った事は…「また1巻から読み直してみよう♪」でした(笑)素敵な夏をありがとう!
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2005年6月17日
- 本棚登録日 : 2005年6月17日
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