- Amazon.co.jp ・本 (517ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062562317
作品紹介・あらすじ
怪奇趣味が流行した19世紀の西洋で信じられていた地獄思想や悪魔、幽霊、魔術師など800項目を550の挿絵つきで解説した事典。配列は見出し語の五十音順、巻末に欧文索引が付き、本文中には悪魔学に関する13編のコラムもある。
感想・レビュー・書評
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悪魔や、それに関係する項目(魔女や吸血鬼など)が辞書形式で紹介されている本。
項目によっては何ページにも渡って書かれていることも多いが、基本的には簡潔に紹介されている。
ちなみに日本の天狗のような生物が紹介されている事もあったが、あまり正確ではなかったため、他の国の悪魔の説明も不正確な可能性はある。
ふんだんに挿入されている挿絵が精密で良い。
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ベッドサイドの本棚に置きたい本。
西洋の神秘的かつ不吉な代物に関する百科全書。
さまざまな迷信から脱するために書かれたとか・・・だが、悪魔的なるものを楽しんでいるようにしか見えない。
ユーモラスで不吉で美しい図版(銅版画っぽい)多数。
1818年に出版されたらしいが、あまりに面白すぎて、架空の事典かもしれないという疑いを払拭することができない。 -
とってもネタ帳っぽい本
辞書系の資料は何冊持ってても役にたちますな シミジミ。
同じ言葉(名詞)を調べても本(著者)によって解釈に多少バラツキがあるからね
厚みのある文庫版(ISBN:4062562316)なので、ちょっと使いにくいのが難点 -
純粋に地獄の辞典(笑)
西洋文化のオカルト趣味の集大成。当時は信じられ、恐れられていたものだけど、現代の日本人ならファンタジーとして楽しめるはず -
ほぼすべて