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この作品に関連する談話室の質問
みんなの感想・レビュー・書評
(53レビュー)
落語にひきずられて借りてしまった。
某大学の落研で繰り広げられるミステリー。
落語はかたくて難しいと思っているのを打ち砕かせてくれるように、軽いタッチで面白おかしい世界に導いてくれる。
ミステリーに肥えてる人には内容的に物足りないかも知れないけれど、主人公は落語に全く造詣のない新入生なので、落語が気になっている初心者が読んでも楽しいと思う。
(20120209)
落語ミステリーはとりあえず読んでしまう。大学の落研が舞台。YA向けのシリーズとして出されたので、設定が中高校生向けなので、ミステリー好きには物足りないかも。
部室の取り合いがキーになっているのも、殺人を出せない中高校生向けシリーズという制約があるからなのだろうけど、物足りないかなあ。
軽く読める中編集。モデルになっている大学が本当にこれほど厳しいのかどうかはわからないが、始末書や馬術部などの設定がやけに世間ずれしているところは楽しく読めた。話の元ネタの落語を知らないとつまらなく感じてしまう懸念からか、有名な話ばかりが取り上げられている。逆に物足りなさを感じた人もいたのではないか。その辺りはかなり難しい匙加減なのだろうから、あまり触れないようにするが次作に期待。キャラクターを作りこみすぎて、主人公が薄くなりすぎた感じがするのが難点。ミステリーとしてはきちんと最後にドンデン返しも用意されており、しっかりとした作りになっている。
面白かったー。
落語は有名な話しか知らないけど、
気にならずに楽しんで読めました。
登場人物も個性的で魅力的でした。
お話はひょんなことから落研に入部した主人公が、
何だかんだ言いながら事件に巻き込まれて、
右往左往しながら事件を解決していくって感じです。
大学の設定も面白いなと思います。
でも、実際こんな大学があったら行きたくはないな。(笑
ミステリーYA!。対象年齢設定が中高生向けということで、さらっと読める作品になっている。
大学生活、サークル、ラウンジ、部室、大教室、食堂・・・と大学をとうの昔に卒業した大人が読むと、ちょっと昔の甘酸っぱい思い出がふつふつと(笑)
各キャラクターが生き生きとしており、落語好き(全く詳しくないのですが、寄席に行くのは好き!)にとっては、ネタの絡ませ方も楽しかった。
越智が無理やり入らされた落語研究会は廃部寸前――大事な部室を掛けた落語×推理戦がいまはじまる!
タイトルからなんかけいおん!っぽいな…というかこのタイトルは既に使われてたのか…未チェックの作品だったので知りませんでした。図書館の部活特集ってので知って衝動的に借りてしまった。
この人の七度狐とかのは知ってるけど、この作品は知らなかった。残念ながら本編はそこまで面白いとは思えなかったけど、落語を使ったトリックはなかなか面白かった。それと最後の、岸と師匠のくだりはほろりときた。
でも「時そば」の時刻の解説はなんかすごく分かりにくくて……落語の本引っ張り出してきちゃったよ。
巻末収録の「落語ってミステリー?」の方が面白かったような気もします。なんか酷評してる気分になってきたけど、落語が好きなら一度読んでみてはいかかでしょう。
再読。
友達に勧めて、感想をもらったら、もう一度読み返したくなったの。
で、一読目との違いが如実にあり、イメージがずいぶん変わりました。
何も変わらないのは、中村さん像くらいかな。
でも最初に作ってしまったイメージの強さがあるので、未だに岸さんは狸のような体型ではなく、小柄な身体に不似合いな大きさの下駄、のイメージがあります。
それまで読んだ落語ミステリとは毛色が違うので慣れなかったけど、再読ではいい感じに変わっていきました。
でも自分で買うほどではないかな。
落語を絡めたミステリー。
巻末付録の“落語ってミステリー!?”を読むと、確かに落語とミステリーって共通点がありそうな気がします。
オチを聞いて、“なるほど~!”って手を打つか、“え~?これがオチ?”とガッカリするか、そこらへんもミステリーのトリックを明かしたときと共通しますよね。
で、本書のオチは、って言うと、残念ながら……(^^;
トリック自体はとてもよく考えられたものなんですが、なんというか、この犯人がそのトリックを仕掛けるには無理がありすぎるのでは?という突っ込みどころが満載でした。
でも、サークル間の部室の奪い合いを中心に据えた展開と言い、謎めいたマイペースな二人の先輩たちの人物と言い、魅力的な要素が詰まっていて、ストーリー自体はものすごく楽しい本なので、ミステリーとしてではなく、気軽に読める青春小説としてはなかなかいいんじゃないかと思います。
落語がテーマの推理小説
やや、アンフェアですが主人公の
巻き込まれ方がこの手の小説の典型
で楽しい♪
シリーズものらしいですが・・・
気楽に読めるので借りるかもしんない
2010/05/29~2010/05/29
星3
落語をテーマにした微ミステリーものだった。
『寿限無』『時そば』など、知っている落語も少しだが出てきたので、それなりに楽しめた。ただ、ミステリーの謎解き部分は、ちょっと無理があるかなぁ、と思ったので結局星の数は3つにおさまった。
分類をミステリーの方にしたが、どちらかというとエンターテイメントに入るかもしれない。謎解き要素を求めておられる方よりかは、物語の全体的な面白さを求めている方向けの小説かな。
最後にちょっと驚いたのが、この『オチケン!』を書いたのがあの『無法地帯』を書いた人と同じだということ。やっぱり作者によって本を判別するというのは間違っていたのかな。作風が全然違う気がする。
小学校高学年から。
部活ものは多いが、文芸部ネタが少ないのが気になっていた。
登場人物は魅力的。落語とミステリーが重なっているのがなかなかだと思う。読みやすい。
“落語”とか“歌舞伎”とか、そう言う日本芸能を扱ったお話は大好きです。
ですがあまり落語とか聞かないから、そのお話のオチの面白さがいまいち解りかねるんですが……。
それでもこのお話は面白いです。
越智くんはぼーとしていて、みんなが気づくことに気づかない。だけど気づきにくいことに気づける。不思議な人。 中村さんは優しそうだけど、自分のペースを崩そうとはしない。自分のするべきことを考えて、それ以外は越智くんに回す。けどなんだかんだで必要な時に現れては、かっこよく良いとこどりをする。 岸さんは3人のなかで一番わからない人。だけど一番わかりやすい人なんじゃないかなぁ。自分の気持ちに正直で、興味... 続きを読む »
最近多い落語ミステリの中でも、かなり気軽に読める作品。レーベルのせいもあるのかな? ちょこっと物足りないような気もするけれど、それも持ち味の一つ。落語ミステリというよりも学園ミステリ。落語を知らない人にとっての敷居はかなり低いです。でもトリックはしっかりと落語絡みで満足。
キャラも魅力的ですね。個人的には中村さんがお気に入りです。
滑り止めで受けた私立大学に入学した越智健一は、名前がいいからという理由でなし崩しに落研(落語研究会)に入部させられる。
眠った狸のような風貌の部長・岸に謎めいた爽やか青年・中村という二人の部員しかいない弱小部は、部室を奪われる危機に瀕していた。部室を得ようとあの手この手で画策してくる他団体の罠を解決するミステリーだ。
ちょっとやり過ぎ感のあるデフォルメされたキャラクターや非現実的な設定とストーリー展開はコメディーのテレビドラマか漫画のようだ。
けっこう話題になった一冊だったように記憶していたので手に取ったのだけれど、うーん、微妙かも。
ちょっとミステリーと言うには物足りなさはいなめないし、登場人物のキャラ設定はいいたいことはあるけど、私たちがすごしてきたのほほんとした大学時代を感じさせてくれたからマル。
![第3回 ブクログ大賞[2012]](/ad/1201/award_booklog200_65.gif)

