恋愛時間 (アイス文庫)

著者 :
  • オークラ出版
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本棚登録 : 146
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872788853

作品紹介・あらすじ

突然、ずっと可愛がってきた会社の後輩の広瀬に、「好きです」と告白されて、有田はびっくり。人のよい、おだやかで優しい男を、有田も嫌いじゃない。しかし、男同士なのだ…。男の自分に、女を見るように「恋している」んだと知り、そう意識してしまうと、有田は今までのように接することができない。自分を見つめるせつなく熱い視線にとらわれて、落ちつけない有田は、とうとう広瀬を呼び出すが…。-みんなも恋がしたくなる、優しい恋物語。

感想・レビュー・書評

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  • 私が痛いのは苦手だ、と我が儘を言ったため、友人が痛くない木原先生を貸してくれた❤️
    …ですが、木原先生の醍醐味は痛み、にあるのかなぁ。悪くない、けど良くも悪くもインパクトある!とも言いづらい……。読みやすい作品ではあった。

  • 2013年読了

  • 攻めくんの弟視点の「兄の恋人」が一番よかった。
    連作短編?4作だけど、後になるに従って心に染みてくる。
    一作目は、ふーんって感じ。
    受け視点なのに、受けが攻めに惹かれていく心の動きがイマイチぴんと来ない。
    そういえば、「箱の中」も受けの攻めへの想いに違和感があったんだっけ。

  • 『LOOP』とは違って正統派BL!面白かった、というか安心感を持って読めた。
    最終的に幸せになったので良かったー。きゅんきゅんした。

  • これもなんか痛々しくて読めなかった…

  • LOOPのスピンオフだけど普通のBLリーマン恋愛模様。
    こっちには輪廻がどうのとかは全然無かったw 息抜きになりました。

    • みなみさん
      これってLOOPのスピンオフだったっけ?? 全く意識せずに読んでたかも^^; 木原にしては、珍しく痛くない、むしろ地味すぎるリーマンラブで、...
      これってLOOPのスピンオフだったっけ?? 全く意識せずに読んでたかも^^; 木原にしては、珍しく痛くない、むしろ地味すぎるリーマンラブで、「何があった…?」ぐらいに思ってた記憶しかないw
      2012/08/29
    • Sさん
      スピンオフだよ~LOOPの受けの兄貴のお話ですね。読んでて「んっ?」ともならないとは流石の記憶力w たまにこの位のリーマンラブが欲しいから丁...
      スピンオフだよ~LOOPの受けの兄貴のお話ですね。読んでて「んっ?」ともならないとは流石の記憶力w たまにこの位のリーマンラブが欲しいから丁度良い!
      2012/08/29
  • 『BLの王道』を素でいってます。
    冴えない後輩×出来る上司というリーマンものなんですが、出来る上司は
    上司でも、受の有田は外見は普通、生活レベルも普通、中身も普通、という普通づくしの人です。
    攻の広瀬はこいつどうにかしてやれってくらい、いろいろと鈍い。

    大人の恋愛という感じがして、全体的にしっとりとしたできあがり。
    甘くてちょっと切なくて、互いが互いを大切に思っていて、本当の意味で
    思いやりに満ちているので、それがすれ違う様がなんとも切ないです。
    特に、広瀬の妹に嫌がらせを受けた有田が、そのことを何も口にせずに
    別れを切り出すシーンは、本当に大人の男としての魅力に溢れていて、
    涙腺が緩くなりました。

    この話は『LOOP』とリンクしてます。

  • ストーリーは木原さんらしい切ないかんじだったので良かったのですが、キャラにあまり魅力を感じなかったのが残念。
    なんていうか普通すぎる人で…リアリティがあっていいとは思うんですけど。
    ツボではなかったかな。

  • MP購入

  • サラリーマンBL。
    コールドシリーズとは全く別の意味で、大事な本。

    ノベルズ版も持っていましたが、書き下ろしがあるとのことで購入。
    購入して良かったと思います。

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著者プロフィール

高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』『罪の名前』など多数。

「2022年 『コゴロシムラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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