本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・音楽
- / ISBN・EAN: 4988009281353
感想・レビュー・書評
-
収録曲
バッハ:チェロ・ソナタ第1番、第2 番、第3番
チェロ:パブロ・カザルス
ピアノ:パウル・パウムガルトナー
無伴奏チェロソナタではなく、ピアノ伴奏付。第1番は、もとはフルートと通奏低音のために書かれたソナタの編曲。また、ピアノの部分はバッハの時代にはチェンバロだった。カザルスはバッハの時代の楽器や奏法に忠実であろうとするより、現代の改善された楽器で、バッハが本来表現したかった感性豊かで詩的な表現をするべきだと考えていたようだ(解説にあった「カザルスのバッハ観」によると)。
実際聴いてみると、録音が古くて、音が籠もった感じになっていることも影響しているだろうが、(語弊があるが)立派すぎない、澄みきっていない音で、自由で温かな演奏は、まるでおじいさんの子守唄を聴いているみたいで、何とも心地よい。ピアノ伴奏も勿論合っているのだが、チェロ、ピアノそれぞれが自由な気分で歌っていて、楽しい。
バッハというと、規律正しく、硬質なイメージであったが、バッハの概念が私の中でガラッと変わった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1. 第1番ト長調BWV1027
2. 第2番ニ長調BWV1028
3. 第3番ト短調BWV1029
全2件中 1 - 2件を表示