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- / ISBN・EAN: 4988142679420
感想・レビュー・書評
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はぁぁ。もともとダメなのは知っていたんですけどね。
どうダメだったのか見てみたいという、この悲しいまでの
怖いもの見たさ(笑)おかげで消化不良どころか消化不可能。
わたしの時間を返せーーーーーーーーーーー!!!
ってかんじです(-_-)
で、なにがどうダメかというと。まずはミスキャスト。
だってジョージ・クルーニが元々おちゃらけてる顔してるから
ちっとも深刻な感じがしないんですよ、最初から。
それから妻役。こんな濃いい気の強そうなタイプでは、あの
タルコフスキー版の儚さも美しさも気持ちの悪さも出ませんってば。
頑張ってはいるんですけどねぇ・・・残念です(-_-)
これは小説版のソラリスであって、タルコフスキー版のリメイクでは
無いとなにやら言い張っているようですが、映画の雰囲気は
タルコフスキー版そっくりそのまま。明るい白いイメージの画面を
黒に置き換えて、そこに軽ノリ☆ジョージが一生懸命深刻そうな
演技を披露しているんだけど、なんだかなぁ・・・(-_-)
それでその調子でずっと引っ張っていきながら、最後はナニコレ?
オリジナルの要素を入れて、急展開!いや~やってくれたけどさ~
ジェームズ・キャメロン&ソダーバーグ・・・でも、それじゃあ
お話の辻褄が合わないんじゃ・・・?(笑)
やっぱりお気楽アメリカ人に哲学的なテーマは無理なのでしょうか?
無理なら無理と最初から認めてタルコフスキー版のまねっこなんか
せずにアメリカ人らしい娯楽作品にすれば良かったのに・・・
と思うんですよ。
いっそ、殺しても殺しても生き返って近寄ってくるゾンビみたいな
レイヤとか、見てみたかったなぁ(笑) そんで監督はティム・バートン☆
「マーズ・アタック」みたいなノリのB級SF映画にしてさぁ。
そのくらい別物にしちゃえば往年のソラリスファンの逆鱗に
触れることもなく面白い作品になったであろうに。
下手に真似てるから不愉快なんですよねぇ(-_-) -
ジョージクルーニー好きでみたけど、話しの結論をどこにもって行きたいのか最後までよくわからず。。
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ジョージ・クルーニだからいったけどひたすら退屈だった。仕事帰りに行ったこともあって少し寝てしまった。
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映画のトレーラーに流れたキレイな音楽。静かで、キレイで、不思議な雰囲気を醸し出してました。それで見ようと思ったんですね。この映画はそれだけしか知らず、あまり売れなかったということと、「ソラリス」のビデオのパッケージから想像するだけだったので、あらすじさえしらず。でも本当に良い映画だと思ったんだけどなぁ。最近は良い映画が売れないです。まぁ売れセンの映画とは思わなかったけど。また、元の「惑星ソラリス」ファンから、"「ソラリス」を撮った映画スタッフは全員、地獄に落ちるがいい!"と言われたそうです…
<a href="http://d.hatena.ne.jp/yasyas/20040824">「ソラリス」レビュー</a> -
2002年にアメリカの映画監督スティーブン・ソダーバーグによりリメイクされた作品。
元は『惑星ソラリス』アンドレイ・タルコフスキーの監督による、1972年の旧ソ連の映画。
不覚にも借りてからリメイク作品であることに気がついた。
海と雲に覆われた惑星ソラリスを探索中の宇宙ステーション「プロメテウス」との通信が途切れ、
心理学者のクリスは調査に乗り出す。「プロメテウス」に到着したクリスが目にしたのは、
友人の自殺死体、いないはずの人物の痕跡、そして知性を持つ有機体である海が及ぼす、不可解な現象の数々であった…。
作品内容自体は古典的な内容であるが、映像がとにかく美しい。
ソラリスも内側のセットも映像美として申し分無い。
SFの本質はヒューニズムであり、人間とは何か?ということに繋がる。
自とは何か?どう生きるべきか?何を選択すべきか?
これはラブストーリーを通じて一人の人間がとった選択を映し出している。
噛めば噛むほど味がでるかも。 -
掴み何処ろのないような作品だったと記憶。
続編も出ていたように記憶するが、見るほどではないと思われる。 -
( ・_・) なんとJames Cameron製作、Steven Soderbergh監督、主演はGeorge Clooneyとくれば観ないわけにはいかない。
ジャケットからして面白そうなSFと思いきや…これはSFの形式を採った恋愛、心情もの。題材は手塚治虫漫画のようなストーリーだが、暗い雰囲気でたんたんと進み盛り上がりがない。脚本も今ひとつ。描きたい事は解るが、チョッとエンタメ性に欠ける。映像は美しいが。
George Clooneyも、あまりらしくない役柄、演技。 -
ロシア版より恋愛に重点を置いています。繊細過ぎて分かりにくい描写は少な目で、分かりやすい構成になっています。オチは此方の方が偽りにまみれるなら幸せなのかな。だがしかし、クルーニーは脱ぎすぎ。肉体美は分かったけど、心理学者の役で脱ぎすぎ。