ソラリス (特別編) [DVD]

監督 : スティーブン・ソダーバーグ 
出演 : ジョージ・クルーニー  ナターシャ・マケルホーン  ジェレミー・デイビス 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2.82
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本棚登録 : 73
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142679420

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと不思議な雰囲気の映画。
    個人的には音楽も合わせて、この雰囲気は好き。序盤に血痕などが出てくるが、雰囲気がホラーではなかったので続きを観た。

    内容の方は不思議なようで、そうでもない。
    屋内のシーンが多く、ソラリス以外に空の映像がない気がする。そのためか閉塞感があるというか、実は製作費が安いのかななどと思ってしまった。

  • はぁぁ。もともとダメなのは知っていたんですけどね。
    どうダメだったのか見てみたいという、この悲しいまでの
    怖いもの見たさ(笑)おかげで消化不良どころか消化不可能。
    わたしの時間を返せーーーーーーーーーーー!!!
    ってかんじです(-_-)

    で、なにがどうダメかというと。まずはミスキャスト。
    だってジョージ・クルーニが元々おちゃらけてる顔してるから
    ちっとも深刻な感じがしないんですよ、最初から。
    それから妻役。こんな濃いい気の強そうなタイプでは、あの
    タルコフスキー版の儚さも美しさも気持ちの悪さも出ませんってば。
    頑張ってはいるんですけどねぇ・・・残念です(-_-)

    これは小説版のソラリスであって、タルコフスキー版のリメイクでは
    無いとなにやら言い張っているようですが、映画の雰囲気は
    タルコフスキー版そっくりそのまま。明るい白いイメージの画面を
    黒に置き換えて、そこに軽ノリ☆ジョージが一生懸命深刻そうな
    演技を披露しているんだけど、なんだかなぁ・・・(-_-)

    それでその調子でずっと引っ張っていきながら、最後はナニコレ?
    オリジナルの要素を入れて、急展開!いや~やってくれたけどさ~
    ジェームズ・キャメロン&ソダーバーグ・・・でも、それじゃあ
    お話の辻褄が合わないんじゃ・・・?(笑)

    やっぱりお気楽アメリカ人に哲学的なテーマは無理なのでしょうか?
    無理なら無理と最初から認めてタルコフスキー版のまねっこなんか
    せずにアメリカ人らしい娯楽作品にすれば良かったのに・・・
    と思うんですよ。

    いっそ、殺しても殺しても生き返って近寄ってくるゾンビみたいな
    レイヤとか、見てみたかったなぁ(笑) そんで監督はティム・バートン☆
    「マーズ・アタック」みたいなノリのB級SF映画にしてさぁ。
    そのくらい別物にしちゃえば往年のソラリスファンの逆鱗に
    触れることもなく面白い作品になったであろうに。
    下手に真似てるから不愉快なんですよねぇ(-_-)

  • ジョージクルーニー好きでみたけど、話しの結論をどこにもって行きたいのか最後までよくわからず。。

  • ジョージ・クルーニだからいったけどひたすら退屈だった。仕事帰りに行ったこともあって少し寝てしまった。

  • 映画のトレーラーに流れたキレイな音楽。静かで、キレイで、不思議な雰囲気を醸し出してました。それで見ようと思ったんですね。この映画はそれだけしか知らず、あまり売れなかったということと、「ソラリス」のビデオのパッケージから想像するだけだったので、あらすじさえしらず。でも本当に良い映画だと思ったんだけどなぁ。最近は良い映画が売れないです。まぁ売れセンの映画とは思わなかったけど。また、元の「惑星ソラリス」ファンから、"「ソラリス」を撮った映画スタッフは全員、地獄に落ちるがいい!"と言われたそうです…

    <a href="http://d.hatena.ne.jp/yasyas/20040824">「ソラリス」レビュー</a>

  • 2002年にアメリカの映画監督スティーブン・ソダーバーグによりリメイクされた作品。
    元は『惑星ソラリス』アンドレイ・タルコフスキーの監督による、1972年の旧ソ連の映画。
    不覚にも借りてからリメイク作品であることに気がついた。

    海と雲に覆われた惑星ソラリスを探索中の宇宙ステーション「プロメテウス」との通信が途切れ、
    心理学者のクリスは調査に乗り出す。「プロメテウス」に到着したクリスが目にしたのは、
    友人の自殺死体、いないはずの人物の痕跡、そして知性を持つ有機体である海が及ぼす、不可解な現象の数々であった…。

    作品内容自体は古典的な内容であるが、映像がとにかく美しい。
    ソラリスも内側のセットも映像美として申し分無い。

    SFの本質はヒューニズムであり、人間とは何か?ということに繋がる。
    自とは何か?どう生きるべきか?何を選択すべきか?
    これはラブストーリーを通じて一人の人間がとった選択を映し出している。

    噛めば噛むほど味がでるかも。

  • 掴み何処ろのないような作品だったと記憶。
    続編も出ていたように記憶するが、見るほどではないと思われる。

  • タルコフスキーのソラリスを見た直後に見てしまったのでどうしようもないほどつまらなく見えた。だってサルトリウスが黒人女性になってるんだもん。なんでやねん。
    っていうか、タルコフスキーもソダーバーグも、ソラリスが二重連星の赤と青の太陽を周回する惑星だってことをなんで活かさないわけ? 一時間しか夜がないんだぜ。二重連星なのに惑星がまわってるーってのがソラリスのすごいとこなんじゃん。それで、この星頭脳あるんじゃねって流れになるのに。
    第三回ソラリス映画化時には赤と青の交互の夜明けを是非みせてほしいなあ。それが見れなかったってだけでもこの映画は期待はずれだった。

  • ( ・_・) なんとJames Cameron製作、Steven Soderbergh監督、主演はGeorge Clooneyとくれば観ないわけにはいかない。
    ジャケットからして面白そうなSFと思いきや…これはSFの形式を採った恋愛、心情もの。題材は手塚治虫漫画のようなストーリーだが、暗い雰囲気でたんたんと進み盛り上がりがない。脚本も今ひとつ。描きたい事は解るが、チョッとエンタメ性に欠ける。映像は美しいが。
    George Clooneyも、あまりらしくない役柄、演技。

  • ロシア版より恋愛に重点を置いています。繊細過ぎて分かりにくい描写は少な目で、分かりやすい構成になっています。オチは此方の方が偽りにまみれるなら幸せなのかな。だがしかし、クルーニーは脱ぎすぎ。肉体美は分かったけど、心理学者の役で脱ぎすぎ。

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