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- / ISBN・EAN: 4988105061736
感想・レビュー・書評
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登場人物が、みんな善人で優しい。大企業でエリート街道を歩く主人公が、信頼する同期入社の仲間の死と病に倒れた母を、きっかけに子供の頃の夢を思い出します。過去にあっただろうストーリー、ベタな展開。でも、ベタは心地いい、みんな善人は安心します。中井貴一さんのイメージはどうしても「ふぞろいの林檎たち」の仲手川良雄のイメージがあります。当たり前だけど、大人の役者さんだなあと実感。エンディングにユーミンの曲、撮影協力に勤務していた会社の名前。懐かしい。それから、笑福亭松之助さんの姿が観れたのが嬉しかったです。
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人それぞれの生き方・進む道を暗示する映画のタイトル『RAILWAYS』。
地元ののと鉄道にも,主人公と同じように途中から鉄道の運転手になった知人がいて,それはそれで素敵な生き方だなあと思っていたので,この映画の主人公にも共感した。
《yahoo映画の解説を転載》
仕事に追われ、家族を省みることのなかった50歳目前の男が、ふと人生を振り返り、幼いころの夢を追い求め始める感動ストーリー。監督は『白い船』などで知られる島根出身の錦織良成。主人公の男を『亡国のイージス』の中井貴一、その妻を「天地人」の高島礼子、娘を『ドロップ』の本仮屋ユイカが演じている。一畑電車の走る島根の風土を描きながら、家族や仕事といった人生の普遍的なテーマを扱った深遠なストーリーが感動を呼ぶ。 -
山場がなんこも!話がいい!みてよかったと思える作品でした(^^)
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あら、良い映画でした。掘り出し物。お薦めです。
「優しい世界」で構築されているのですが、変に嫌味にならず、胸の深い部分を優しく刺激する心地いいドラマでした。
そして、画の撮り方がとても素晴らしいので、是非注目してください。鉄道・車両に対する愛情だけではなく、それらが溶け込む風景に対して敬意を払っていると感じられる映像ばかりなので、観ていてとても気持ちいいものでした。
まぁ、脱サラして?田舎の?つぶれそうなローカル電鉄の?運転手?に転職?なんてことを家族に相談せずにさらっとやってしまうのは、昭和風味を感じなくもないので、そこはもう少しだけスポットライトを当てても良かった気がします。(家族の不穏な空気感までは描いているので) -
49歳で脱サラして、田舎のローカル電車の運転士になったという話。いけすかないエリート企業戦士から、親切で気さくな運転士へとキャラ変する中井貴一の演技派ぶりを堪能。
それにしても、これは家族の理解がないと絶対出来ないよなぁ。子どもの学費とかローンのこと考えると自分に絶対できない。主人公が夢を実現したことも羨ましいし、互いに理解し合いながらも自立している夫婦関係も羨ましい。
もっとも、映画としてはやや長過ぎたかな。運転士となってからの様々なエピソードもちょっと嘘っぽかったなぁ。
BSプレミアム「プレミアム・シネマ」にて。 -
また鉄道に乗りに行きたくなった
鉄道車両も好きだけど
一畑口駅のスイッチバックと出雲大社前駅の駅舎がスルーされて、だいぶ悲しい -
TVにて
島根の風景と人情が美しかった. -
2022/03/16