ジャン・ボードリヤールの新刊情報

プロフィール

【著者】ジャン・ボードリヤール :  1929年生まれ。元パリ大学教授(社会学)。マルクスの経済理論の批判的乗り越えを企て、ソシュールの記号論、フロイトの精神分析、モースの文化人類学などを大胆に導入、現代消費社会を読み解く独自の視点を提示して世界的注目を浴びた。その後オリジナルとコピーの対立を逆転させるシミュレーションと現実のデータ化・メディア化によるハイパーリアルの時代の社会文化論を大胆に提案、9・11以降は他者性の側から根源的な社会批判を展開した。写真家としても著名。2007年没。著書に『物の体系』『記号の経済学批判』『シミュラークルとシミュレーション』(以上、法政大学出版局)、『象徴交換と死』(ちくま学芸文庫)、『透きとおった悪』『湾岸戦争は起こらなかった』『不可能な交換』(以上、紀伊國屋書店)、『パワー・インフェルノ』『暴力とグローバリゼーション』『芸術の陰謀』(以上、NTT出版)、ほか多数。

「2015年 『消費社会の神話と構造 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジャン・ボードリヤールの新刊情報のアイテム一覧

ジャン・ボードリヤールの新刊一覧です。発売日順に並んでいます。
2015年9月16日発売『消費社会の神話と構造 新装版』や2015年8月27日発売『消費社会の神話と構造 新装版』や2011年10月12日発売『芸術の陰謀―消費社会と現代アート』などジャン・ボードリヤールの全42作品から、発売日が近い順番で作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

消費社会の神話と構造 新装版

102
3.67
ジャン・ボードリヤール 電子書籍 2015年9月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

・元来消費とは個人にとって必要なものを手に入れる手段である ・かつては必要な機能があり、それを得るために消費をしていたが、物が溢れる現代においては「他... もっと読む

消費社会の神話と構造 新装版

716
3.38

感想・レビュー

内容は興味深いが、最強に読みにくい。 これは訳文のせいなのか私の頭のせいなのか。 序盤の 生産ー欲求ー消費 の関係などはなるほどと思って読めた(「消費が... もっと読む

芸術の陰謀―消費社会と現代アート

201
3.88

感想・レビュー

芸術は「無価値・無意味」となったとするジャン・ボードリヤールの過激な小論文と、それに対するインタービュー集を収録。 あらゆるポルノの氾濫の中でポルノ... もっと読む

なぜ、すべてがすでに消滅しなかったのか

55
3.60

感想・レビュー

ボードリャールはいつも謎めいているけれども、 もっとも率直に言おうとするが為の難解さであると思う。 要するに取り扱おうとしている対象が あらかじ... もっと読む

シミュラークルとシミュレーション (叢書・ウニベルシタス 136)

302
4.03

感想・レビュー

個人的な感想文とメモ: 同じボードリヤールの著書でも『消費社会の神話と構造』は読みやすい。『象徴交換と死』は文学的な読み物のように面白かった。『シミ... もっと読む

物の体系: 記号の消費 (叢書・ウニベルシタス 103)

79
3.78

感想・レビュー

記号論が好きな人にはオススメの本。学生時代に夢中でした。 もっと読む

悪の知性

54
4.00

感想・レビュー

お馬鹿なアタクシにはちょっと難しすぎたかな? 現実が消滅したと言うとき、それは現実が物理的に消滅したということではない。 現実は存在し続けている。... もっと読む

ハイパーテロルとグローバリゼーション

16
3.43

感想・レビュー

今コロナ危機の最中にこれを読んでボードリヤールの洞察力と先見性に脱帽。今から16年前に書かれたものだが、グローバリゼーションと"伝統的政治"の空洞化の始ま... もっと読む

暴力とグローバリゼーション

40
3.55

感想・レビュー

ジャン・ボードリヤールの2003年来日講演の内容を収録。 表題の講演「暴力とグローバリゼーション」のほか、翌日・翌々日と続いた講演の「出来事性とヴァーチ... もっと読む

パワー・インフェルノ: グローバル・パワーとテロリズム

36
3.45

感想・レビュー

配置場所:摂枚普通図書 請求記号:316.4||B 資料ID:50300945 もっと読む

パスワード

34
3.07

感想・レビュー

読了したボードリヤールの著作は「消費社会の神話と構造」に続き2冊目。 ボードリヤールの思想について、いくつかのキーワードをもとにコンパクトにコンパクトに... もっと読む

不可能な交換

116
3.29

感想・レビュー

ふう、頭疲れた。最初の20頁くらいは割りとすんなり入ってきたのだけど、ほどなくしていつものシニカル・トリックスター的眩惑の言説が果てなく繰り出され、こちら... もっと読む

完全犯罪

56
3.21

感想・レビュー

テクノロジーの進展はヴァーチャルなものの洪水を招き、あらゆる出来事を データ変換してしまう。現実の消滅-動機も犯人も判然とせず、死体さえ発見 され... もっと読む

消滅の技法

31
3.75

感想・レビュー

ボードリヤールによる写真集。社会学者としての著書と同じ視点で撮られた写真。学生時代こんな人になりたいなーと憧れた。 もっと読む

世紀末を語る: あるいは消費社会の行方について

37
3.50
J.ボードリヤール 1995年6月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

講演を書籍化したもので、聴衆に向けて語られた言葉のためか言葉が入ってきやすかった。細部はなかなか拾えなくても、雰囲気が伝わってくる。でも講演、全部読みたか... もっと読む

象徴交換と死 (ちくま学芸文庫 ホ 1-1)

372
3.45

感想・レビュー

”象徴的なもののもつ根源的[=過激]な性格は、それを無力化しようとしているあらゆる科学や学問が、そのお返しに、象徴的なものによって分析され、結局象徴的なも... もっと読む
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