マルクス・ガブリエルのレビュー数ランキング

プロフィール

【著者】マルクス・ガブリエル
Markus Gabriel/1980年生まれ。後期シェリングの研究によりハイデルベルク大学から博士号を取得。現在、ボン大学教授。日本語訳に、『神話・狂気・哄笑:ドイツ観念論における主体性』(ジジェクとの共著、大河内泰樹/斎藤幸平監訳、堀之内出版、2015年)、『なぜ世界は存在しないのか』(清水一浩訳、講談社選書メチエ、2018年)、『「私」は脳ではない:21世紀のための精神の哲学』(姫田多佳子訳、講談社選書メチエ、2019年)、『新実存主義』(廣瀬覚訳、岩波新書、2020年)、『アートの力』(大池惣太郎訳、堀之内出版、2023年)など。

「2023年 『超越論的存在論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マルクス・ガブリエルのレビュー数ランキングのアイテム一覧

マルクス・ガブリエルのレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『資本主義の終わりか、人間の終焉か? 未来への大分岐 (集英社新書)』や『なぜ世界は存在しないのか (講談社選書メチエ)』や『世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか(「世界の知性」シリーズ) (PHP新書)』などマルクス・ガブリエルの全40作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

資本主義の終わりか、人間の終焉か? 未来への大分岐 (集英社新書)

1120
3.91

感想・レビュー

テクノロジのは中立的なものではない。テクノロジーは、知や権力を構造化し、利潤のために世界を再編成する手段だからである。 情報テクロノジーの急速な発展が我... もっと読む

なぜ世界は存在しないのか (講談社選書メチエ)

1552
3.51

感想・レビュー

勿体ない読み方だったかも知れないが、理解を放棄したというか、言葉遊びに付いていけなくなった。一旦離れて、ならばAIはどう答えるかと問う。返答は以下だ。 ... もっと読む

世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか(「世界の知性」シリーズ) (PHP新書)

665
3.43

感想・レビュー

擬態されていないありのままを見ることができる「あたらしい実在論」で5つの危機を見てみようが結論と思いました。 ■「あたらしい実在論」の解説 移民問題や財... もっと読む

つながり過ぎた世界の先に(「世界の知性」シリーズ) (PHP新書)

614
3.53

感想・レビュー

落ちぶれたマスメディアからは発信されないであろう事柄、倫理観に基づく洞察、偏りすぎていない確固たる主張。 総じて勉強になることが多かった。 トランプ支持... もっと読む

新実存主義 (岩波新書)

687
3.18

感想・レビュー

一般読者向けに書かれていた「なぜ世界は存在しないのか」 に比べれば歯ごたえがあり、ある程度の哲学的素養を前提と している部分も多く、難敵であった。相変わら... もっと読む

わかりあえない他者と生きる 差異と分断を乗り越える哲学(「世界の知性」シリーズ) (PHP新書)

412
3.22

感想・レビュー

みずからの人間性を否定したいという願望以上に人間らしいものはない ースタンリー・カヴェル 人間は一生懸命、動物にならないようにしている。たえず他者に訂正... もっと読む

全体主義の克服 (集英社新書)

339
3.77

感想・レビュー

第6章「倫理的消費が資本主義を変える」を読むだけでも大きな示唆が得られます。資本主義とは差異を生み出し、それを消費するもの。モノからコトへ、この際の源泉を... もっと読む

2035年の世界地図――失われる民主主義、破裂する資本主義 (朝日新書)

276
3.35

感想・レビュー

海外の有識者2人への個別インタビューに対して、国内の有識者2人が討論するという面白い構成。 各国のコロナ対策の是非、ロシアのウクライナ侵攻に対するスタンス... もっと読む

私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る (2) (朝日新書)

184
3.24

感想・レビュー

コロナ後の日本社会はどのように変化してゆくのか。変化した社会にどう生きるか。桐野夏生さんの「不寛容な時代、自由な小説から力を得て欲しい」の言葉に、不安の塊... もっと読む

「私」は脳ではない 21世紀のための精神の哲学 (講談社選書メチエ)

512
3.25

感想・レビュー

論理的で、バランスの取れた著作。 様々な論者の思想を暴き、批判し、人間の生、そして、哲学をあるべきものにする取り組みだ。 特に最終章が素晴らしい。上への野... もっと読む

つながり過ぎた世界の先に (PHP新書)

59
3.64
マルクス・ガブリエル 電子書籍 2021年3月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

COVIT-19の蔓延により、世界で人間の行動の同期が起きた。 危機は倫理的進歩をもたらす。 哲学者マルクスが、新しい時代の比較的明るいビジョンを示す一冊... もっと読む

資本主義と危機――世界の知識人からの警告

159
3.47

感想・レビュー

学術的な思考による批判評価が多く、現実の経済へ向けたヒントになるものは数少ない。だが、ガブリエルの「資本主義は欲望を生み出さなければならない」欲しいと思わ... もっと読む

人類の終着点 戦争、AI、ヒューマニティの未来 (朝日新書)

168
3.42

感想・レビュー

頭が良すぎる人たちの議論が良くわからなかったというのが正直なところ。彼らにとってAIは十分に知的とは言えないのだろう。そういう意味ではAIが人間を超えると... もっと読む

わかりあえない他者と生きる 差異と分断を乗り越える哲学 (PHP新書)

62
3.60
マルクス・ガブリエル 電子書籍 2022年3月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

現在の哲学界のスターという認識があり、本を読んでなかったもののすごく期待値が上がった状態で読んでしまったので、普通に良い本だと思うのですが少し物足りなく感... もっと読む

2035年の世界地図 失われる民主主義 破裂する資本主義 (朝日新書)

45
3.27
エマニュエル・トッド 電子書籍 2023年2月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

朝日新聞社が昨年10月にオンラインで配信した国際シンポジウム「朝日地球会議2022」を書籍化したもの。エマニュエル・トッド氏やジャック・アタリ氏の見解に興... もっと読む

アートの力

173
3.70

感想・レビュー

補論の「懐疑のアート アートの懐疑」が絶品。 アートとガブリエルの哲学の双対性が明らかにされる。 概念は言葉によるものだけでない。 「神話」... もっと読む

なぜ世界は存在しないのか (講談社選書メチエ)

154
4.33
マルクス・ガブリエル 電子書籍 2018年1月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

意味の場に出現したものは存在すると定義すると、なにかを存在するかしないかと考えた瞬間、その思考の中という意味の場に、思考対象は存在してしまう。豚にパンティ... もっと読む

世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか (PHP新書)

57
3.58
マルクス・ガブリエル 電子書籍 2020年2月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

流行の?哲学者、マルクス・ガブリエルへインタビューした内容を纏めた1冊。対談形式の本も読んだので、類著2冊目です。 マルクス・ガブリエル 新時代に生きる... もっと読む

私たちはどう生きるか コロナ後の世界を語る2 (朝日新書)

24
3.43
阿川佐和子 電子書籍 2021年8月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 まもなくコロナは病魔としては格下げされるという。2020年にパンデミックと認識されてからこの災禍は長々と世界を悩ませている。マスク生活は間もなく終わるだ... もっと読む

神話・狂気・哄笑 ドイツ観念論における主体性 (nyx叢書)

187
3.50

感想・レビュー

『不完全性を乗り越えることができないのは、それが規定性の可能性の条件であり、したがって――逆説的なことにおいて、究極のメタ理論は存在せず、言語の限界の外に... もっと読む
全40アイテム中 1 - 20件を表示
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