岩田行一のおすすめランキング

プロフィール

岩田 行一 1930年生まれ。東京大学文学部ドイツ文学科卒業。東京都立大学名誉教授。2004年9月死去。主な訳書:カネッティ『群衆と権力』(上・下)、『断ち切られた未来』、『断想 1942-1948』、『救われた舌』、『耳の中の炬火』、『眼の戯れ』、『耳証人』、『マラケシュの声』、ドゥルーズ/ガタリ『カフカ』(共訳)〔以上、法政大学出版局刊〕、ほか。

「2022年 『群衆と権力・下 〈改装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岩田行一のおすすめランキングのアイテム一覧

岩田行一のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『マラケシュの声: ある旅のあとの断想』や『カフカ: マイナー文学のために (叢書・ウニベルシタス)』や『群衆と権力・上 〈新装版〉 (叢書・ウニベルシタス 23)』など岩田行一の全30作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

マラケシュの声: ある旅のあとの断想

138
3.50

感想・レビュー

モロッコのマラケシュ旅行のお供に読んだ本。 異邦人としてマラケシュを訪れたカネッティによるエッセイ。 フナ広場やスークは私も訪れたが、カネッティに... もっと読む

カフカ: マイナー文学のために (叢書・ウニベルシタス)

116
3.45

感想・レビュー

アーレントのスリリングではなるが、重厚な議論にやや疲れて、フランス流の「軽い」ポストモダーンに流れてみる。 対象は、全体主義を予見したようなカフカな... もっと読む

群衆と権力・上 〈新装版〉 (叢書・ウニベルシタス 23)

112
4.50

感想・レビュー

タイトルから社会学、政治学、組織論的なものを感じるが、文化人類学の分野が一番近いか。ヒトラー批判に部分を想定していたが、その点はあまり多くない。全体的な感... もっと読む

群衆と権力・下 〈新装版〉 (叢書・ウニベルシタス 24)

87
4.00

感想・レビュー

タイトルからヒトラー批判の書かなと思い読み始め、確かにその一面もあるが、広く権力および群衆批判の書である。なんとも訳文が読みづらいが、読み進めていくと、著... もっと読む

陽気なヴッツ先生 他1篇 (岩波文庫 赤 458-1)

58
3.50
ジャン・パウル 1991年3月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「陽気なヴッツ先生」4 「シュメルツレの大用心」4 時代はもちろん違うが、ポストモダン小説のようなものを感じた。物語の構成はもちろん、膨大な比喩や註釈... もっと読む

救われた舌: ある青春の物語

33
3.86

感想・レビュー

池内治さんの著書か、訳書『ドナウ』の中か、そのあたりで見かけて気になっていた1冊。多くの言語が話されて行き交う地域で生まれた、というような記述があり、面白... もっと読む

群衆と権力 下 叢書・ウニベルシタス

29
3.62

感想・レビュー

群衆の中で働く、権力について。精神分裂病者を群衆の中の一人として解釈する点が興味深い。 最後のシュレーバー解釈が有名。ドゥルーズ=ガタリも、カネッティ経... もっと読む

眼の戯れ: 伝記1931-1937

17
3.80

感想・レビュー

須賀敦子の書評集で知ったこの著者の本も読みだしたら止まらない。 深い思索を、術語をつらねたりせずに非常に上質な随筆で展開する。ぜひこの知の巨人と対話を!... もっと読む

マラケシュの声: あの旅のあとの断想

12
4.00

感想・レビュー

1954年に数週間滞在したマラケシュの紀行文学。「音」に敏感な人であるが、あえてこの旅では現地の言葉を覚えず、何も調べないまま臨んだそうだ。異国の街をさま... もっと読む

断ち切られた未来―評論と対話 (1974年)

7
5.00

感想・レビュー

【北海道大学蔵書目録へのリンク先】 https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_details.cgi?lang=... もっと読む
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