マージェリー・アリンガムのおすすめランキング

プロフィール

本名マージェリー・ルイーズ・ヤングマン・カーター。1904年、英国ロンドン生まれ。別名マックスウェル・マーチ。文筆家の家系に育ち、16歳で長編小説を書き上げる早熟の天才ぶりを見せ、1923年に冒険小説"Blackerchief Dick"を発表、27年には犯人当ての長編ミステリ「ホワイトコテージの殺人」を新聞連載している。"The Crime at Black Dudley"(29)に端役で登場したアルバート・キャンピオンは"Look to the Lady" (30)以降の作品でシリーズ探偵となる。映画化された「霧の中の虎」(52)や英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞の次点長編「殺人者の街角」(58)など、数多くの長短編が書かれた。66年、シリーズ19作目の長編"Cargo of Eagles"を執筆中に死去。同作は夫フィリップ・ヤングマン・カーターによって補筆・完成された。

「2023年 『ファラデー家の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マージェリー・アリンガムのおすすめランキングのアイテム一覧

マージェリー・アリンガムのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『窓辺の老人 (キャンピオン氏の事件簿1) (創元推理文庫)』や『ホワイトコテージの殺人 (創元推理文庫)』や『幻の屋敷 (キャンピオン氏の事件簿2) (創元推理文庫)』などマージェリー・アリンガムの全19作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

窓辺の老人 (キャンピオン氏の事件簿1) (創元推理文庫)

187
3.26

感想・レビュー

英国四大女流ミステリ作家の1人、アリンガムが生み出した探偵キャンピオンの探偵譚。 短編集7編と小エッセイを収録。 なんとも古き良き時代のミステリで、つ... もっと読む

ホワイトコテージの殺人 (創元推理文庫)

106
3.00

感想・レビュー

ミステリ。 キャンピオン氏は登場しない非シリーズ作品。 一応、W・T・チャロナー警部がキャンピオン・シリーズの作品にチラッと登場するらしい。 『窓辺... もっと読む

幻の屋敷 (キャンピオン氏の事件簿2) (創元推理文庫)

78
3.30

感想・レビュー

ミステリーというよりトリック、思い込みを暴く短編小説の数々。トリックを作る発想は素晴らしいものがあるが単純で短編なので残念だが面白みが欠けてしまう。「幻の... もっと読む

クリスマスの朝に (キャンピオン氏の事件簿3) (創元推理文庫)

68
3.43

感想・レビュー

文句なしにおもしろかった! 今は亡き豚野郎の事件(中編) クリスマスの朝に(短編) 豚野郎はキャンピオンの一人称で語られており、 始終ハラハラして何度も読... もっと読む

ファラデー家の殺人 (論創海外ミステリ 301)

50
3.86

感想・レビュー

キャンピオンシリーズの長編第四作。 各自がそれぞれ性格に難ありでいがみ合う一族、古めかしいお屋敷に次々起こる殺人事件。一家へ君臨する女主人に頼まれ、調査... もっと読む

霧の中の虎 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) (ハヤカワ・ミステリ 1709)

25
3.25

感想・レビュー

第二次世界大戦による転変。 キャンピオンの姪のメグは夫を第二次世界大戦で亡くした。5年経って新しい相手とめぐりあい婚約をしたが、亡くなったはずの夫の... もっと読む

葬儀屋の次の仕事 (論創海外ミステリ 206)

22
3.17

感想・レビュー

翻訳出版を12年待った待望の一冊。アガサ・クリスティーが「幻想性と現実感の混在する味わい」と述べているように、第五章あたりから本格的に顔を見せ始めるパリノ... もっと読む

屍衣の流行 世界探偵小説全集 (40)

21
3.33

感想・レビュー

この作品、読んでる最中はかなり苦労して、読み終わった後に反芻するとジワジワ面白さが伝わってくる系統の作品ですね。 冒頭三分の一は登場人物の描写と置かれて... もっと読む

検屍官の領分 (論創海外ミステリ 7)

19
3.13

感想・レビュー

 アリンガムは前に読んで感心しなかったのにまた読んでしまった。探偵役のところに見知らぬ屍体が運び込まれてくるところから事件に巻き込まれという発端はまだしも... もっと読む

殺人者の街角 (論創海外ミステリ 20)

15
4.40

感想・レビュー

「霧の中の虎」とキャラクター設定が似ているけど、犯罪者の思考が面白くて、渦中の被害者側の視点と両方に感情移入しながら楽しく読んだ。キャンピオンは完全に脇役... もっと読む

クロエへの挽歌 (新樹社ミステリー)

13
3.50

感想・レビュー

つねに腰が引けてるという点で、この『クロエへの挽歌』に登場する探偵キャンピオン氏はかなり風変わりな存在といえる。 劇場と劇場をめぐる人々による群衆劇。『... もっと読む

幽霊の死 (ハヤカワ・ミステリ 117)

13
3.33

感想・レビュー

アルバート・キャムピオンシリーズです。 アリンガムの作品は文学的とか格調が高いといった表現がされますが、正直、初めは読みづらかったです。 ですが、慣れ... もっと読む

反逆者の財布 (1962年) (創元推理文庫)

3
3.00

感想・レビュー

絶版本だが、アマゾンで見たら2万とか3万とかでびっくり。 病院で意識を回復した主人公は、記憶を失っていた。病室の外から聞こえた会話でどうやら自分は警官を... もっと読む

判事への花束

3
3.00
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感想・レビュー

アルバート・キャムピオンシリーズです。 バーナバス書房では社長の甥が1911年5月に突然消失するという事件が起こっていたのですが、その20年後にまたも事... もっと読む
全19アイテム中 1 - 19件を表示
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