Winter of the World: Book Two of the Century Trilogy
- Berkley (2012年9月18日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・洋書 (960ページ)
- / ISBN・EAN: 9780525952923
感想・レビュー・書評
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「Fall of Giants」の続編。英国・ドイツ・ロシア・米国の6つの家族が複雑に絡む長編小説。前作は第一次世界大戦が舞台だったが、今作は第二次世界大戦に進み、前の子供達の世代が中心。
前作では登場人物達が時代に翻弄されながらいきいきと駆け抜ける姿が良かったが、今作は歴史の流れがメインでそこに人が絡んでいくという印象。その為小説としての面白さに欠ける。特に英国の伯爵家の長女モウドは前作であれほど躍動感あふれて活躍したのに、今作ではヒットラー政権下のドイツでなにもしないで終わってしまう。Ken Follett氏、盛り込み過ぎ?
広島・長崎の原爆投下もお決まりの「戦争の長期化を止める為」という連合国軍側の言いわけじゃなかった点は評価できる。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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