The Bartimaeus Trilogy: The Golem's Eye - Book #2 (A Bartimaeus Novel, 2)
- Disney Book Group (2006年1月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・洋書 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9780786836543
感想・レビュー・書評
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表紙はいきなり牛。前回ではチラッとしか触れられていなかった普通人の話。KittyはResistanceと呼ばれる変革グループに入っている。彼女の両親は社会構造にすっかり慣れた正反対のタイプ。チェコから亡命してきた家族を近所に持ち、そこの息子と遊んでいる時に魔術師とぶつかって叩きのめされる。息子には消えない痕が残ったが彼女はなぜかなんともない。それがきっかけで社会構造の不公平さに反発し、さらに自分にはresilenceと呼ばれる魔法への抵抗力があることがわかる。魔法に対する免疫がある人間たちが集まったResistanceに誘われて、魔術師のアイテムを盗んだり、ちょっとした騒ぎを起こしたりしているが、それだけでは何も変わらないことに不安と不満を持ち始めている。そしてそれらを噴き出すようにちょっと大きな計画を起こして大失敗。他にも秘密にワリそうな組織があるのも暗示させる。
ちなみにNathanielは魔術師用名前John Mandrake(センスない)になり、すっかり魔術師の社会にクビまでどっぷり、もう呼び出されないはずだったのに呼ばれたBartimaeusはがっくり。実はNathanielの中に数限りない召喚者の中で唯一魔物を理解しようとしたエジプトの少年魔術師Ptolemyの片鱗を見ていたから。Bartimaeus、いい詳細をみるコメント0件をすべて表示
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