The Amulet of Samarkand (A Bartimaeus Novel, 1)

著者 :
  • Miramax Books for Kids
4.20
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本棚登録 : 7
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780786851430

感想・レビュー・書評

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  • 表紙がとてもきれいな本。好みの英国が舞台でもある。少数の魔術師がCommonerと呼ばれる普通の人を支配する世界。魔術師たちは魔物(いろいろ階級あり)を召喚して使役する。もう5千年も人間界に出入りさせられているちょっと変わったジン(けっこう上級)、Bartimaeusが虐げられた魔術師の卵Nathanielに召喚されるところから物語は始まる。魔術師たちの社会構造がどうなのかあまりよくわからないが、魔術師のカップルには子供はいないようだし、妻は魔法が使えるのか疑問。ちなみにNathanielには心のよりどころであるこの妻が私は嫌いだ。典型的中間管理職小心者の師に引き取られたNathanielは本当は才能があるにもかかわらず認めてもらえないばかりかパーティでひどい目にあい、その復讐のためにBartimaeusを呼び出し使い魔から聞き出した相手の宝、サマルカンドのお守りを盗み出す。その相手、Lovelace(なんつー名前)は実は政権転覆を狙うワリで、大切な師匠の妻と師匠(こっちはどうでもいい)を殺されてしまう。そして自分も追われることになり…。
    単なる少年の成長物語だけではない。階級分けされた社会構造、魔術師の性向、魔物と共に虐げられている英国の普通人。世界には魔術師が支配しない国もあるというのに。まだ描ききれていない部分が多いが、Bartimaeusの性格がいい。

  • おもしろかった。特にジンの性格・話し方が素敵。

  • ここで英書のご紹介。
    日本語版だとなんか魔法の名前とかがなんか間抜けた感じに聞こえるのですが、やはり洋書版のほうが臨場感があります。
    英語の心得のある方は原書で読んだほうがより楽しめると思います。

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