Harry Potter and the Goblet of Fire
- Bloomsbury Childrens Books (2014年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (640ページ)
- / ISBN・EAN: 9781408855683
感想・レビュー・書評
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Harry Potter シリーズ第4作目。
このシリーズも巻を重ねるごとにシリアス度を増していき、それに比例するように分厚くなっていく笑 他の本の合間にボチボチ読み進め、約3週間で読了。
Harryたちも1巻で1年ずつ成長し、友人への嫉妬心や、恋心を巡るゴタゴタなど、色々と難しい年頃になってきた。感情のすれ違い、ちょっとした諍いの描写が多い。
構成について言えば、Portkey の使い方が見事。最初Quidditch World Cupに世界各地からの魔法使いを移送する目的で登場したPortkeyだが、終盤、Voldemortの陰謀でも重要な役割を果たす。話の流れ自体は映画を観て知っているのだが、へぇって感じ。経済的というか。
ただ、ちょっと気になる箇所もチラホラ。例えば、Triwizard Tournamentの2番目、3番目の課題ってやる人は楽しいかも知れないけど観客席から見ているだけの人にとっては退屈でしかないよね、とか、Harryのinvisibility cloakは死の秘宝な割にはMoodyには効果がないのはなぜ、とか。 -
前半のワールドカップの部分がダラダラ長くて、飽きてしまった。再び読み始めようと思えるまで時間かかった。学校に着いてからは面白くてどんどん読み進めた
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【概略】
ハリー・ポッターのホグワーツでの生活、4年目を迎える今回は、他の魔法学校との対決!三大魔法学校対抗試合が開催されることに!17歳以上の生徒が、各学校から選抜され、その魔法技術・知恵・勇気を競う・・・14歳のハリー、他人事と捉えていたところ、何者かによって代表選手に選ばれてしまった!
そしてこの三大魔法学校対抗試合の裏側で、奇妙な出来事が・・・再び痛みが走るハリーの額にある傷、そして、クィディッチワールドカップ後、夜空に広がるダーク・マーク・・・そして、終結するデス・イーター・・・いよいよ、恐怖の総本山、ヴォルデモートが再誕か?
2005年不明 読了
2009年10月15日 読了
2019年01月10日 読了
【書評】
ヴォルデモートって、案外・・・中2病というか、承認欲求が強いというか。なんだろう、持っているその実力とは裏腹に、認められてない(と本人が思ってしまっている)から、見せつけ続けてきちゃって、それが行き過ぎちゃったんだねぇ~。そうしてみると、盲目的な賞賛はダメだけど、やっぱり、しっかりと褒めること、認めることって、大事なんだねぇ。
前作のアズカバンあたりから、ハリー達も、思春期というか、恋心?まではいかないにせよ、ヤキモチだったり、複雑なココロ模様が見え始めるよねぇ。この年代、やっぱり男の子よりも女の子の方が、精神的な成熟度合いは進んじゃうしね。
子供が読むSFファンタジーだと思うのだけど、原作も、アズカバンあたりから大人が読んでもワクワクして読み進めることができる展開。
この作品、映画でもしっかりセリフが使われてるけど、司法取引のシーンでスネイプにデスイーターの嫌疑がかけられた際にダンブルドアが「He's no more a Death Eater than I am.」と言ってる。有名なクジラ構文だよね。クジラ「構文」ってとらえるのじゃなくて、まずは「no と not の違い」を理解して、そしてその後に「more と less の感覚」を知ると、この文章の風味を楽しめると思うなぁ。・・・って、まだ自由自在に使いこなせてないけど(涙)
「I'll be better than I used to be」な感覚でいる自分、10年ぶりに読んだこの作品、もちろん10年という月日で記憶が薄れてるってこともあるけど、以前よりも圧倒的に描写に対する脳内映像が細かく投影されてた。これはきっと、自分の成長に違いない。・・・と、自分を褒めておく。でも、向こうではこれ、子供が楽しむレベルなんだよね・・・やれやれ。 -
「闇の印」―夜空に刻印された緑色に輝く髑髏。闇の帝王の凋落後、13年間現れなかった死の印が、興奮と熱狂渦巻くクィディッチ・ワールドカップの夜に打ち上げられた。いったい誰が、何のために―。闇の帝王の復活に向けて、物語が動きはじめる。(e-hon)より
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audibleで読了。