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- Amazon.co.jp ・洋書 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9781471113178
感想・レビュー・書評
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遅読・積読がすぎる自分でも2日で読破できた。ハリーポッターシリーズ以来サクサク読み進められる構成だったと思う。(そもそも遅読積読+読書離れで出会える作品の数を狭めてしまっている…)
映画『スラムドッグ$ミリオネア』の原作で前々から読んでみたかった。そして、映画→原作の順番で正解だった。『1ルピー』は設定が大きく違っており、内容も映画よりずっとシビア。
主人公を取り巻く人達が良くも悪くも離れ、死に至り過ぎている…(映画は一場面一場面が記憶に残るほど運命の悪戯?が美しく描写されている)
それでも『1ルピー』に出会えて良かったと思うのは、主人公が自らの保身だけでなく、主人公が助けたいと思った人達を助けようと危険を顧みずに行動する姿勢が本当に純粋で美しかったから。
単純に「彼なら何があっても安心」で終えられるはずがない。
ラストはあっけからんとした感じがしたけど、読後は映画同様間違いなく澄んだ気持ちになっていると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ひとの生きるつよさは
タフさだけじゃない。
優しさとか、ジョークとか、助けてくれた人を大切に思う気持ちとか、運とかいろいろ積み重なってひとりの人格をつくる選択がある。
主人公の選択と物語の展開が好き。
クイズ1つ1つの答えにその人の魂が宿っている
こんなにたくさん辛い目にあったのに悲しいことがあると涙が浮かぶこと、美しいものに響く心をもっているところ、尊敬
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