How Starbucks Saved My Life: A Son of Privilege Learns to Live Like Everyone Else
- Gotham (2008年9月2日発売)
- Amazon.co.jp ・洋書 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9781592404049
感想・レビュー・書評
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[図書館]
読了:2013/5/6
71000
最初の数章は、ことあるごとに、作者の思い出話が延々と続いて、読みづらかった。タイトルの通りスターバックスがどのようにして作者を救ったか、スターバックスのどういう部分が、それをなし得たのか、を知りたいのに。
子どもの頃××(金持ちしか行かないようなところ)に行って、そこの様子はああでこうで…とか、有名人の××と話したことには…とか、おめーの過去自慢はもういいよ、って言いたくなった。
4章目あたりから、Partner にも Guest にも respect を持って接すること、というスターバックスの理念が、店員やお客のやさしさとともに伝わってきて、あたたかい気持ちになった。
それでも、最後の方まで「有名人と知り合いだった」系の過去ばなしはちょいちょい挟まるんだが。
あとは、作者がスターバックスで働くことを決めた理由の一つに、保険を提供してくれるから、というのがあって、国民皆保険じゃないんだ…というのを今更ながら思い出した。
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大手広告代理店をリストラされてスターバックスで働く男の実話。映画化される(?)らしく、見てみたいと思った。
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大手広告代理店の重役まで上り詰めたのに突然リストラ、離婚に加えて脳腫瘍も見つかった著者。。ふとしたきっかけでスターバックスの店員として職を得たが、そこで働くことを通じ初めて豊かな人生を見つける、という心温まる回想録。スタバをよいしょしすぎているような気もするけど、そんなことは考えず、スタバで読みました。
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回想などが入るとイマイチわからなくなるが、大筋は掴めた。
スタバで働いてみたくなる! -
スターバックスで働きたくなりました。
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初めて通読した英語の本。
難しい表現は少なくて、読みやすかった。
もう1回読み直したい。 -
How starbucks saved my life
しみじみと胸にせまる自叙伝である。
白人支配階級として恵まれた人生から見放され、坂道を転げ落ちるように転落した老人男性の失意と再生の物語だ。
生まれた時から欲と名声を意のままにし、何不自由ない生活を送っていた彼は傲慢や尊大のかたまりのような男だった。重役まで勤め上げた世界有数の広告代理店、ウオルタートンプソンをリストラされ、しかたなく作った自分の会社も結局は立ち行かなくなる。家族との関係もうまくいかなくなり、その頃に知り合った女性と関係を持ち、子供まで出来てしまう。そのことが家族にばれ、離婚。
一文無しで外に放り出された老人が、失意のままに訪れた、恵まれた幼少期を過ごしたとあるマンハッタンのupper east sideを彷徨し、ふと入ったスターバックス。
どん底の真っ只中にいた彼はとにかく仕事が欲しかった。そしてそのスターバックスは偶然にも面接会場だった……
金と名誉から解き放たれたとき、幸福はさりげない日常のなかにあるとこの物語は語っている。豊かな人生を送りたいすべての人にお薦めだ。なにより、上辺だけでない、著者の恥部にまで踏み込んで血の滲むような葛藤が描かれているところが、私がこの本を好きな理由だ。
そしてそんな彼を助けたスターバックスという会社とそこで働く人々の思想が素晴らしい。ますますコーヒーを飲みに行きたくなるのだ。
英語もそんなに難しくないです。 -
アメリカの大広告会社エグゼクティブがリストラされてスターバックスで働き始める。そこで、上司や同僚とのかかわりの中から働くということについて再認識していく。著者の実話だそうです。
若干、スターバックスの宣伝っぽいところもあるが、これを読んでいると従業員に対して優しい会社なんだろうなと思う。自身の過去のことについての記述が冗長なところが、上司、同僚の暖かさが伝わってきて、爽やかな読後感です。働く事とは、会社とはについて考えさせられました。 -
スターバックスはラテが好きです