脱常識の社会学: 社会の読み方入門

  • 岩波書店
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本棚登録 : 117
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000012751

作品紹介・あらすじ

われわれの社会はいつ、なぜ、どう形づくられたのか?「常識」を儀礼と象徴を通して脱常識化、日常の深層構造をあざやかに解明してゆく。

感想・レビュー・書評

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  • 「合理性の非合理的基礎」はデュルケムの結論である。要するに、社会は「信頼」に基づくものであると。非合理的な感情はどんな組織においても決定的に重要であるのだ。そして、宗教もこの「連帯感情」の考え方から考察できる。

  • わかりやすい

  • 社会学の導入にふさわしいということで友人から推薦受けました。
    「人がなぜ契約を守るのか」常識的なレベルより一歩掘り下げたところから社会の成り立ちを解きほぐしていく。世界から根絶すべき犯罪が社会・人々の連帯にとって必要であるという逆説が非常に印象的でした。専門書の位置づけのようなので難しいですが読みやすかったです

  • 社会学を学ぶ人には必読の書であるとのこと。デュルケムの思考に誘われ、この世を疑うことを少し覚えた。

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著者プロフィール

1941年テネシー州生れ。現代の代表的なマクロ歴史社会学および紛争理論の研究者。著書に、『脱常識の社会学』(岩波書店)などがある。

「2019年 『資本主義に未来はあるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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