フロイトの技法論 下

制作 : ジャック・アランミレール 
  • 岩波書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000020190

作品紹介・あらすじ

フロイトの発見した「無意識」とは何か-。変質を被った従来の解釈に対して、フロイトの技法論を分析の実践的観点から根源的に問い直し、精神分析学に革新的な地平を切り拓いていくJ.ラカン。その豊饒な思想の生成が、哲学者のJ.イポリット、F.ペリエをはじめとする分析家たちとの生き生きとした対話を通して、平明かつ直截に語られる。ラカン自身による最初のセミネール。難解で知られるラカン思想への絶好の入門。

感想・レビュー・書評

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  • ラカンさんの語りは謎にみちている。
    幾重にも暗号化されているのであろう。読み続けるしかない。
    読みたいものがある。という幸せ…

    Mahalo

  •  セミネールI・下巻。無意識は実体として分析家から強制的に鋳られるもの、だという精神分析に対する偏見が消えた。ジャック・ラカンによるとそうではない、と。そうだよね!初めてのジャック・ラカンは非常に楽しかったです。2008.4.10-13.~(sum:9days).

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著者プロフィール

1901-81年。フランスの精神分析家。パリ大学医学部などで学び、サン=タンヌ病院などで臨床に専念。1964年にはパリ・フロイト派を創設した。1953年から始められたセミネールは多くの聴衆を集めるとともに、大きな影響を与え続けている。著書に、『エクリ』(全3巻、弘文堂)。

「2019年 『アンコール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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