ユーゴスラヴィアで何が起きているか (岩波ブックレット NO. 299)
- 岩波書店 (1993年5月20日発売)
本棚登録 : 9人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (62ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000032391
作品紹介・あらすじ
世界の注目を集めているユーゴの紛争。自主管理と民族共存を掲げていたはずの国が、なぜこうなったのか。泥沼の争いに解決の道はあるのか。歴史的背景から社会主義の崩壊、そして現状までを、深く平易に解きあかす。
感想・レビュー・書評
-
(1993.06.14読了)(1993.06.11購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
世界の注目を集めているユーゴの紛争。自主管理と民族共存を掲げていたはずの国が、なぜこうなったのか。泥沼の争いに解決の道はあるのか。歴史的背景から社会主義の崩壊、そして現状までを、深く平易に解きあかす。
☆関連図書(既読)
「ユーゴスラヴィアの実験」柴宜弘著、岩波ブックレット、1991.06.13詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いわゆる冷戦終結後の、ユーゴ紛争を解説したブックレット。
今までの歴史から、連邦制がソ連とは異なる、民族の自立をある程度認めながら、元パルチザンのカリスマ チトーを中心にゆるやかなまとまりであったっこと。そのような中で、近親憎悪のように大きな違いはないのに、だんだんと憎しみが大きくなっていき、戦火が大きくなったこと、国際社会の介入がよくなかったこと。
イデオロギー対決がなくなった90年代に、ボスニアヘルツェゴヴィナで何がおこっていたのかを簡単に理解することができる。
全2件中 1 - 2件を表示