偏愛的数学 II 魅惑の図形

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000059817

作品紹介・あらすじ

タネも仕掛けもない。ただ単に直線と円が織りなす図形たちの奇跡の事実を集めた本。とても信じられないが、事実はいたって簡単。しかし、なぜそうなのか。次々と繰り出される図形たちのとびきり上等な性質の証明を、あなたもじっくり考えてみませんか。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ後編。幾何学は目で見て面白いし、確率統計は直感と異なるケースが紹介されて面白い。数学の上澄みを味わう一冊。

  • 上巻と同じく、役に立ちそうもないように見える幾何の不思議が連発される。飽きられてはいけないとばかりに、確率の話に入るが、これは自分自身が確率の分野に疎いもので興味深かった点がある。
    3つの扉の裏に隠れた車とロバの話は、結構怪しいので、実際に別の解析をしてみる必要があると思う。3枚のレコードの話もほんとうに等価かどうかよく考えてみよう。コンピュータで無作為に試行させてみるかな?
    上巻と同様に、品川区図書館で借りて読んだ。

  • 外ナポレオン正三角形から内ナポレオン正三角形の面積を引いたら、元の三角形の面積!モーリーの正三角形との関係もかんがえたい

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著者プロフィール

【著者】アルフレッド・S. ポザマンティエ
数学教育研究者、教育評論家。ニューヨーク市立大学シティカレッジ名誉教授。数学関連の啓蒙書を60冊以上手掛けている。2009年にはニューヨーク州の「数学教育者の殿堂」に入り、数学教育の第一人者として州内の重要なポストを歴任。欧州各国での表彰も多数。邦訳された共著に、『偏愛的数学(Ⅰ、Ⅱ)』(岩波書店)、『不思議な数πの伝記』『不思議な数列フィボナッチの秘密』(以上、日経BP)、『数学センスが身につく本』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『数学まちがい大全集』(化学同人)、『数学の問題をうまくきれいに解く秘訣』(共立出版)がある。

「2020年 『円をめぐる冒険――幾何学から文化史まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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