陶淵明(とう・えんめい):興寧3(365)-元嘉4(427)。中国、六朝時代の東晋末から南朝宋初の詩人。潯陽柴桑(江西省九江市)の人。名は潜、字は淵明(一説に名は淵明、字は元亮)。諡は靖節。29歳で仕官したが、彭沢県の県令を最後に「帰去来辞」を作って官を辞し、帰郷する。農耕生活を送りながら、数々の名詩を残した。六朝を代表する詩人とされる。 「2022年 『陶淵明全詩文集』 で使われていた紹介文から引用しています。」